[自然栽培] ピーマンとトマトの種を降ろしました2011年05月11日 22:00

 昨日(5/10)の話を書き忘れていました。
 富山は朝から雨でした。外での作業ができない日は,
室内での作業となりますが, 室内ですることは外よりは少ないので,
自分の事をする時間がもてました。
ということで, 前々からしたかった, ピーマンとトマトの種を降ろしました。
畑の土を5 mmの篩に通した土, 市販の培養土, それらを混合した土の3種類を準備し,
セルトレイに入れて, そこへ種を蒔きました。
セルトレイを畑の上に置いておくつもりだったのですが,
雨が強いので, 雨が止むまでは, 室内に置くことにしました。
pH(ピーエイチ)(*1)と水分を測る装置を持っていたので,
それを使って3種類の土を測定したら, pHはいずれも7.0を示していました。
つまり, 中性でした。
日本の土壌は酸性であることが多いのですが, 中性だったということは,
前に畑を使っていた人は石灰を入れていて,
それが残っているという可能性を示唆しています。
分析機器とお金と時間があったら分析するのですけれど(^^;。

 ピーマン, トマトとも1週間位たったら, 発芽するとのことです。
先日種を蒔いた茄子は2週間後だそうです。
時間がかかると, 途中で種がうまく育っているのか心配になります。
うまく発芽するよう, 霊気を施しておきました(^_^)/。

(*1) pHとは, 水素イオン濃度の濃度の対数に(-1)をかけた物。
面倒くさい説明になりますが, 10の何乗なのかということを表しています。
(-1)をかけるのは, 通常, 水素イオン濃度(単位はモル/リットル)は
1よりも小さい値になるため, 指数で表示すると, 10のマイナス何乗になるのです
(例: 10のマイナス3乗は, 1000分の1)。
つまり, 10の右上に来る数字はマイナスなので,
だったら最初からマイナスの数字になるようにpHを定義をしたのです。
なので, pHの値が大きい時とは, 10のマイナス何乗の「何」が大きくなるので,
結果, 水素イオン濃度はとても小さくなります。
尚, pHは, 化学では「ピーエイチ」と, 日本語のローマ字読みで書きます。
昔は, 化学分野はドイツが先進国だったので,
pHについても, ドイツ語読み「ペーハー」が使われました(*2)が,
今の化学の世界では, 「ピーエイチ」が正しい読み方, 使い方になります。

(*2) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%B3%E6%8C%87%E6%95%B0

浜岡だけを止めるのでは足りないです。その22011年05月11日 22:13

 前の日記は, 5月9日の日記(*1)になります。

 何をやっているのか分からない総理大臣が,
中部電力の浜岡原子力発電所停止をお願いし,
中部電力がそのお願いを受け入れました。
この件だけについてを見れば,
この総理大臣は, やっと人間として当然のことをやってくれたと言えます。

 次は「もんじゅ」を始めとする, 世界中の原子力発電所を止めるのが重要ですが,
その実現のための事を言い出したようです。(*2)
> 国策として(原発を)進めてきた政府にも大きな責任がある。
> 事故を防げなかったことを国民におわびしたい
その通りです。
民主党政権になって, 原子力発電所推進を言い出した責任は大きいです。
お詫びだけではなく, 政策で原子力発電の廃止を実現しなさい。
尚, 元々は中曾根康弘(敬称不要)や渡部恒三(敬称不要)を始めとする,
自由民主党(元を含む)の国会議員が蒔いた種です。
このような政党があっても良いですが,
その政党を支持する人達は, 原子力発電を推進する人達です。
まだまだ原子力発電所の事故が必要なのでしょうか。

(*1) http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1719218661&owner_id=4011544
(*2) http://mainichi.jp/select/today/news/20110511k0000m010086000c.html

[農作業] 雨の日は, 「作戦」会議の日2011年05月11日 22:37

 作戦という言葉は好きではないですが,
雨が降ったら, 外での作業はしないのが農業のようです。
今日は, 畑をやられている方は,
これまで発芽させて生き残っている苗の数を確認し,
予定よりも不足している苗分について改めて種を降ろす計画を立てられていました。
そしてそれに基づき, 種を蒔きました。
今日は,
西瓜(すいか)と真桑瓜(まくわうり, 富山では「まっか」と呼ばれている?)の種を降ろしました。

 夏は, 大量の収穫で大変なことになりそうです。
「大変な夏」が迎えられることを願って。