[自然栽培] 野口勲氏著「タネが危ない」を読みました2012年03月12日 22:29

 木村秋則氏提唱自然栽培に惹かれ,
昨年はこの農法で生きていこうと決心して,
農業経験がなかったので経験を積もうと,
その第一段階として, ある農家の方のお手伝いを始めたのですが,
生活費が得られずに, 僅か半年で挫折しました。
今年はその反省で, いきなり農民になるのではなく,
少しずつ, 家庭菜園規模の畑で野菜を育てて,
自然栽培を少しずつ実行していくことにしました。
その自然栽培について知っていく途中で,
野口勲という方についても知ることになりました。
野口のタネ(*1)という, 野菜や穀物の種を売っている会社があり,
そこの社長です。
売られている種は, 固定種という種類の種になります。
自然栽培に興味を持つまで, 「固定種」やら,
F1(交配種)なる言葉を知らなかったので,
野菜や穀物の種がどのような状況にあるのかを知って,
私は驚き, 知らなかったことを公開しました。
原子力発電所の崩壊で恐ろしい状況になっていますが,
そのような事故が起こらなかったとしても,
実は野菜や穀物(ということは, それを食べる動物も)が
衰弱して, いずれは多くの動植物が死滅することになっていた,
そのような実情を知らされたのでした。

 野口勲氏の考えがまとめられた本(*2)が,
昨年9月に発行されたのですが,
読む時間がとれずに, ほったらかしになっていました。
昨日, 新潟へ高速道路バス利用で行った(*3)ので,
時間がとれたので, 読むことができたのでした。

 この本は, 題にある, 種が危ないという話だけでなく,
野口勲氏のこれまでの生き方についても書かれています。
手塚治虫氏との関わりがあり,
(*1)の頁には, 手塚治虫氏の代表作と言って良いであろう,
「火の鳥」の漫画が使われています。
内容については, 上に書いた種についての状況が詳しく書かれていて,
更に, 種の問題が起こった背景と,
問題原因に対する氏の仮説が展開されていて,
とても興味深く, そして,
種の現実に対する理解と恐ろしさを深めつつ, 読むことができました。
そして, この類の本を,
日本経済新聞出版社が発行している事の不思議さを感じつつも,
読む機会を与えて下さったことに感謝しております。
日本経済新聞って, 日本の企業意見を代弁するようなところがあって,
農業について, 自然栽培や固定種についてを肯定する側には
立たないと思っているのですが,
実はこの会社からは, 木村秋則氏の本も出ています(*4)。
よく分からない会社ですが,
私がこの会社をよく分かっていないだけなのかも知れません(^^;。
ともあれ, 私のブログをお読みの方(って, どれだけいらっしゃる?)には,
この本は, 是非読んで欲しい本と申し上げることにします。

(*1) http://noguchiseed.com/
(*2) 野口勲「タネが危ない」日本経済新聞出版社(2011)
http://www.nikkeibook.com/book_detail/16808/
(*3) http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2012/03/11/6372112
(*4) http://www.nikkeibook.com/book_detail/16749/
http://www.nikkeibook.com/book_detail/26046/

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