おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　原子力発電所を未だに運転させたい電力会社や政府は,
正直潰れた方が良いと思っております。
その主張を換えない限り,
それらの存続自体が, 地球環境破壊につながるからです。
関西電力の株主である大阪市の橋下徹という市長の主張は,
私には問題が多くあると感じることが多いのですが,
原子力発電所については, ほぼ同じ考えのようだと分かりました。
この市長は,
> (原子力発電所の事故の)損害賠償について
> 「事故リスクが非常に大きく, たぶん保険も成立しない。
> 成立しない以上は, そんな事業はやるべきでない」と言及。
> 国も方策を固めていない使用済み燃料の処理については
> 「処理方法が固まっていないのに,
> 廃棄物をどんどん増やし続けるのはおかしな話だ」と述べていた。
と主張されたようです(*1)が, その通りと思います。
放射性廃棄物の硝子固化技術が確立された,
と, 某硝子研究者が言ったのを聞いたことがありますが,
そのような研究者の存在が,
未だに原子力発電所を推進させているのでしょう。
困ったものです。
閑話休題。私は, 北陸電力の筆頭株主らしい,
富山県知事にも, この橋下徹大阪市長と同様に, 原子力発電所の
可及的速やかな廃止を求めるべきと考えております。
先程書いたブログ(*2)で富山県知事は, イタイイタイ病について,
> 「安全なコメや野菜が生産できる農地をよみがえらせることができた。
> カドミウムの健康被害が発生した唯一の県として
> その教訓を後世に継承したい」
そして,
> 福島第一原発事故による放射性物質の汚染問題もあり,
> あらためて安全で安心して暮らせる環境の大切さを痛感している」
と主張されたのですから,
この主張に見合った行動を, 可及的速やかにとるべきです。

　それにしても, (*1)の記事の見出しから,
マイクロソフトと産経新聞の,
原子力発電に対する考えがよく分かります。
> 関電は全原発の廃止を　株主提案で難題突き付け
ですからね。この主張のどこが「難題」なのでしょうか?

(*1) http://sankei.jp.msn.com/life/news/120318/trd12031820060011-n1.htm

(*2) http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2012/03/18/6381387