[自然栽培] 馬鈴薯の成長を見るために掘ってみました。2012年06月26日 23:09

 キタアカリの種芋を埋め始めたのが4月28日でした。
畑の土が乾くのを待っていたら,
4月は寒い日が続き, なかなか晴れの日もなかったため,
種芋を埋める日が無かった状況でした。[1]
富山市街では, 3月末から4月半ば頃に埋めるのが普通のようです。
なので, 私が種芋を埋めたのは, とても遅かったことになります。
その結果, 周辺の畑の馬鈴薯が開花することに,
まだ蕾もできていない状況でした。
苗の成長も遅く, 芋は育たないかもしれないなあと思っていました。
それでも, 少しずつ成長していきました。
また, 十勝こがねについては, 5月6日に埋めました。[2]
こちらは, ただでさえ発芽が遅い馬鈴薯だからでしょうか,
なかなか発芽せず, 十勝こがねはもう駄目かなあと思っていました。
それが, 発芽後の成長はキタアカリよりも速く,
気がついたらキタアカリの丈を抜いていました。
そして, キタアカリが大きくなる前に蕾をつけだしたので,
その全てを摘んだのですが, それが原因かどうかは分かりませんが,
キタアカリの成長は止まったかのように見えました。
それに対して, 十勝こがねは丈が更に伸びました。
なので, こちらについては, 蕾を摘まずにいました。
白いかわいらしい花も咲きました。

 そんな状況で, 富山地場もん屋では,
7-8個のキタアカリの小さな芋が
100円で売られているのを見ました。[3]
この値段で馬鈴薯を売ると言うことは,
馬鈴薯を売って生活しようとしたら,
どれだけの馬鈴薯を育てる必要があるのか,
どれだけの畑の広さが必要なのか,
と考え, 考えるのが嫌になり,
農業のみで生きていくことはほぼ不可能と判断するに至りました。
自分の身内で安全でおいしい物をいただければ,
それに, 育つ野菜が喜んでくれていたならば,
取り敢えずはそれで良いのでは,
と思うことにしたのでした。

 前置きが長いですが, 今日は, その馬鈴薯の試し堀をしてみました。
キタアカリと十勝こがねで, 1株ずつ萎れてしまったものがあったので,
それを抜いてみました。すると, どちらにも芋ができていました。
十勝こがねは, 種芋がとても大きく(長さ20 cm位),
対してできていた子芋は, 7-8 cm位と,
とてもかわいらしい物でした。
キタアカリは, 種芋はとても小さかったのですが,
子芋は十勝こがねと同様, 7-8 cm位になっていました。
どちらも虫に食べられた丸い跡があるものが1/4位でした。
試し堀の成果として, 収穫しました。

 アパートへ持っていったら, とりほがすぐに塩茹で開始(^^;。
ありがとうと言って, 食べてみました。
すると, これがとてもおいしかったです(^^)/。
昨年も馬鈴薯栽培をして, 枯らしてしまったのですが,
できていた芋は同じ位の大きさで, 味はおいしかったのですが,
それを思い出させます。
ゆでたてだからおいしかったのかなあと思ったのですが,
夕方に食べてもとてもおいしかったです。
いやあ, 馬鈴薯って, こんなにおいしかったっけ?
そう思わせる物でした。
育つのを手助けしたという思いがあるから,
そう思っているかもしれないだけなので,
お店で買った馬鈴薯と比べてみましょうかね?

 ともあれ, とてもおいしい馬鈴薯が育ちつつあることが分かりました。
このところナナホシテントウやナミテントウが見あたりません。
かといって, ニジュウヤホシテントウもいません。
葉を食べる虫はいないようですが,
実を食べるやつ(螻蛄(けら))はいるみたいです。
こればかりは, 天敵に頼るしかないでしょう。
Wikipediaを読んだら, 蛙が天敵だそうです。[4]
そぐ隣の田圃で育ったとても小さな雨蛙が畑にいるのですが,
食べてくれないですかねえ?
蛙でも, 地下にいる螻蛄は食べないですかな(^^;。

 育ったら, 中央通りで売ろうと思っております。
まだ1月位先でしょうけれど。
それまでにすくすくと育って欲しい物です。
おいしい馬鈴薯が多くの方々に届けられたらありがたいですね。

[1] http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2012/04/28/6428126
[2] http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2012/05/06/6436957
結局, いくつかの種芋は, 埋められずにそのままになりました(;_;)。
[3] http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2012/06/16/6482551
[4] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%A9

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
次の欄にokyuu_booyaとお書き下さい。
Please enter "okyuu_booya"

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2012/06/26/6492963/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。