おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　北陸電力の志賀原子力発電所真下の断層が
活断層だとする「専門家」の1人である,
東洋大学の渡辺満久氏は, 視察があった昨日('12/10/09)の夜に,
氷見市で講演していたということです。[1]
この人は,
> 渡辺教授は原子力発電を肯定する
ということなので,
北陸電力と同じ, 人殺しなのですが, なぜか,
> 「志賀原発は安全性が確立されていない」として,
> 廃炉にすべきだと訴えました。
ということです。
そもそも安全性が確立される原子力発電所などありえないので,
この人の考え方をそのまま信用できないので,
活断層の専門家だとしても,
私はこの人を信用できません(^^;。

　ですが, 自分の主張を譲って, この人の主張を読むと,
> 13万年から12万年前に2度,
> 地震によってずれた形跡があり,
> 「今後も動く可能性のある典型的な活断層である」
> と指摘しました。
> 渡辺教授「今までS‐1が動かなかったのは
> 単なる幸運, 2007年によく動かなかったもんだと思います」
ということだそうです。

　活断層の専門家って,
どのように断層を活断層と判断するのでしょうか。
私は化学屋で, このような地球物理学(ですよね?)については,
僅かな知識しかありません。
情報をインターネットで探そうとしましたが,
まずはこの渡辺満久という方で検索したら,
ある方が「種蒔きジャーナル」を文字起こしされた方のブログが
出てきました。[2]
それによると, 活断層の専門家とは, 地震の専門家ではない,
のだそうです。ということは, 地球物理学とは関係ない??
この方の専門は地理学だそうです。
私が現役高等学校生の時に,
少しだけその分野へ行ってみようかなあと思った分野でした。
但し, 地理学を扱う学部は何故か文系。
社会科の「地理」の専門, と考えれば良いのでしょう。
???
地形を理解する上で,
地球物理学の裏付け知識が必要だと思うのですが???

　ざっとインターネット検索しただけで,
私の理解が足りないのは明らかです。
活断層について理解を深める必要がありそうです。

　それにしても, 人殺しのプロと同じ立場の人から,
人殺しのプロの仕事を否定されるとは,
なんとも不思議なものです。

[1] http://www2.knb.ne.jp/news/20121010_34126.htm
[2] http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1974.html