大学図書館には, 最新の文献は殆どありませんでした。2012年10月25日 21:04

 アルバイトで, 某大学大学院へ行っておりますが,
仕事内容は文献とかかわることなので,
図書館で文献を検索して, 適当な文献を複写しようと思い,
某大学図書館へ行きました。
そしたら....。専門分野の学術雑誌の殆どが,
もう購読されておりませんでした。
既に何年も前からそのような状況が続いているようです。
この大学に勤めている人ならば,
恐らくは, 大学の学部か学科単位で
出版社と契約し,
PDFファイルとして最新文献を複写できるようになっているのでしょうが,
私に様な余所者には, そのようなことはできません。
困ったまま, 図書館を後にしたのでした。

 大学院生の頃, 図書館で文献を集めるのは大きな仕事の1つでした。
所属していた大学がそのような文献収集をきちんとやっていたので,
大抵の文献を, 実際に読んだ上で複写することができました。
それが大学の図書館として当たり前のことだと思っていたのですが,
そうではなくて, 私が学んだ大学が特殊だったようです。
なので, 某大学の図書館は, 最初見た(15年位前)時,
あまりに小さな規模と, 少ない蔵書で,
何かの間違いかと思った程でした。
そんな図書館でも, それなりに雑誌を購読されていたのですが,
今はそのバックナンバーがあるだけです
(それがとても貴重ではあるのですが...)。

 紙に印刷して情報を伝達するのは,
もう時代遅れなのだと思います。
PDFファイルにして, オンラインで読む。
英語文献読みの練習をするのでない限り,
PC画面上で見られれば十分でしょう。
そうなると, 図書館の存在意義もかなり変わったことになります。
文献に当たる場所ではなく,
勉強するところ?になってしまったのでしょう。
勉強する場所なら良いのですが,
先日伺った時は, 在学生の会話が響いていました。
静かにしろよ, 馬鹿者, と言いたくなりましたが,
人様の図書館なので, 黙っておりました(;_;)。

 PC端末をたくさん並べれば良い時代なのかも知れません。
これからは, 文献検索は, インターネットカフェ,
の時代なのかも知れません(^^;。