[自然栽培] 茄子を頂きました。2012年11月04日 20:43

 老化苗に成りながらも, そして, ちっちゃいながらも,
実をならせた茄子を, 今晩, とりほが調理してくれました。
小さいので, 茄子の味はあまり分かりませんでしたが,
小さいなりに, ちゃんと茄子の食感を味わえました。

 茄子の成長を手助けするのを誤ったのは,
(1) 種をセルトレイに蒔いて, 水をやったが,
セルトレイはすぐに乾くので, 何度も水をやるか,
セルトレイに濡れ雑巾をかぶせる必要があった。
(2) セルトレイをおいていたところに,
あまり日が当たらなかった。
(3) 種を発芽させるための土として適当なものが分からず,
畑の土に市販の腐葉土と籾殻燻炭を混ぜた物を使ったが,
多分それが行けなかった。
(4) ポリポットへ移してからも,
苗がなかなか大きくならなかったのだが,
根はとても大きくなっていて, 気が付いた時には,
老化苗になっていたために,
畑への定植に不適当な状態になっていた。
ということが挙げられます。
(1)は, 途中で気が付いて,
濡れ雑巾をセルトレイに巻き付けたのですが,
多分日中は, 水の蒸発が多かったのでしょう。
(2)は, 私の不注意でした。
水撒きが楽な場所(水道があるところ)に拘ったのがいけませんでした。
(3)は, 床土を作れば良いのでしょう。今年は作れるかなあ?
今の調子の仕事の入り方だと, 床土を作っている時間がなさそう(;_;)。
(4)は,これは, ポリポットの上ばかりを見ていて,
下, つまり, 根がどうなっているのかを全然見ていなかったのが
失敗の原因だったような木がします。
木村秋則氏提唱の自然栽培では,
稲は, まず根が育ち, 次に, 地上部が育つということです。
もしかしたら, 今回私が育つのを手助けした茄子も,
まずは根を十分張らしてから,
地上部を大きくしようとしていたのに,
地上部が小さいからと,
苗が大きくなる迄待ってしまったために,
老化苗になってしまったのだと思います。
ということで, 育っている途中で,
ポット苗の根の様子を見ることにすれば,
来年以降, うまくいくかなあと反省したのでした。

 育ってくれた茄子に感謝です。