[自然栽培] お隣の石川県羽咋市で, 自然栽培の林檎2012年11月07日 22:28

 第2期木村秋則自然栽培実践塾は先月末に終わりました。
一昨年の今頃に, 農家になることを目指しました。
自前の農地を持っているわけではなく,
地元につてがあるわけでもない私ですが,
それでも不思議な縁で,
昨年半年は農民を経験しました
(詳しくは, このブログの大元である,
おきゅうぼうやのウェブサイト[1]で紹介しております。)。
僅か半年後に,
このままでは生活保護を受けるしかないという状況になり,
農業で生きていくことの厳しさを思い知らされました。
杉山経昌「農で起業する!」[2]のようなことは,
私には全く起こりませんでした。
朝から働きに出て, 農作業をしました。それで幸せだったのですが,
作物を売ることに全く興味がない私には,
農業で生きるのが無理という判断になりました。
rということで, 木村秋則自然栽培実践塾で教わったことは,
農民として生きるために活用するのではなく,
相棒のとりほと私(これが私の「家族」)が,
安心して口にできる野菜を育てる手助けをすることに応用する,
それだけのことになってしまいそうです。
木村秋則氏や羽咋市, 羽咋農業協同組合には,
大変申し訳ないことをしてしまったのかも知れませんが,
私は私なりに自然栽培を広めていくつもりなので,
それを以てお許し下されればありがたいことです。

 と, 自分のことを書きましたが,
今朝見た富山新聞のウェブサイト記事によると,
その塾が開かれている(今後もあると期待していますが...),
羽咋市で, 無農薬で林檎を栽培することに成功した,
平昭七さんのことが紹介されておりました。
私はこの方のことを全く知りませんでした。
実践塾にはご出席されていなかったのではないでしょうか?
多分, 木村秋則さんとのつながりはないのでしょう。
しかし, その方が林檎を栽培されている羽咋で,
木村秋則氏が自然栽培実践塾を開かれているのは,
偶然ではないような気がします。
それはともかく,
平さんは, それまでの鍛造(たんぞう)の技術専門の仕事を辞め,
僅か3年で, 無農薬で林檎の実を実らせたと言うことです。[3]
写真を見ると, とてもご年配のようなのですが,
実際に, 80歳と, ご高齢の方のようです。
ということは, 77歳で林檎栽培の世界に入られたと言うことです。
驚嘆するばかりです。

 私も, 得ることを気にしなくても良い位ゆとりができたら,
そのようなことをやりたいと思っております。
そのようなゆとりを得るための間は,
生活費を稼ぎ, せめて中断している年金納付ができる段階まで
稼げるようになろうと, 努力していくつもりです。

[1] http://www.ne.jp/asahi/okyuu/booya/omoi/yasaisaibai/index.html
[2] 杉山経昌「農で起業する! 脱サラ農業のススメ」築地書館(2005)
[3] http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20121107102.htm

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