高学歴プアという言葉があるんですね...2013年01月10日 20:57

 「高学歴プア」という言葉があるようですが[1]
学歴で言うと, 私は[1]の例とほぼ同じです。
違うのは, 正規雇用されていたのに,
主として人間関係が原因で体調不良となって辞めてしまい,
アルバイトで生きている状況です。
ということで, 「高学歴プア」な方々とは,
その経緯が違います。
というよりも, 学歴なんぞ, どうでも良いではありませんか(^^;。
その仕事をしようと思ったら, その学歴が必要なだけなのですから。

 研究, というよりも, 実験が好き(だったと思う)のですが,
教育現場の人間関係に納得できず,
気が付いたら心身がぼろぼろになりました。
辞めてしばらくは体調が良くなる方向へ進んでいたのですが,
昨年4月から, 2つ目のアルバイトを始めた頃から,
再び悪い方向へ向かっています。
私の体調は, 悪いと, 血圧と体重に反映されます。
今の心身不調の原因が何なのか, あまり自覚がないのですが,
生活費を稼げないことが第一にあるのかなあと思っております。
あと, 勤務時間以外の準備で, 睡眠時間を削っていて,
元から患っている睡眠時無呼吸症候群と相まって(?),
日中に激しい睡魔に襲われ,
本当に寝てしまうことがあるということです。
困った物です。

 [1]の記事の「高学歴プア」の方々は,
一応, まともな職がないことを承知した上で
博士課程へ進まれているのだとは思いますが,
> 修士・博士の称号は
> 民間就職にはむしろ足かせとなる。
> 新卒一括採用, 年功序列賃金を温存する企業にとって,
> 「学部卒と同じく就労経験はないのに,
> 年齢は上なので高い給与を払わなければならない存在」
> である修士・博士の採用は敬遠されるのだ。
という現状が, 私が学位取得から約20年も経つのに,
変わっていないということなので,
現実は想像以上に厳しいのだと思われます。

 私は, 在職の段階で,
研究の仕事を放棄せざるを得なくなったので,
研究から長く遠ざかっています。
もう研究現場への復帰はできないのかなあ(;_;)。
研究助手の仕事はありそうですが,
時給800円位[2]では, 基本的な生活も無理ですよね。

 いくつかのアルバイトでは,
教育でやらせてもらっていますが,
時折, それって, 私がやりたい仕事なのかなあ,
という不安な思いが過ぎり(よぎり),
結局非常勤の仕事しかやれない状況です。

 それでも, 漠然と, お金が自分達に流れてくると信じて,
生きております。
できれば, 自分がやって楽しめる仕事をしたいのですが,
何が自分にとって楽しいのか,
未だに??なので,
取り急ぎは, 月収25万以上を目指します。
今より10万円以上の収入を, どうやれば良いのやら...。

[1] http://www.news-postseven.com/archives/20130110_165134.html
[2] 例えば, 次の求人情報がそうです。(掲載は, '13/2/28迄)
https://www.hellowork.go.jp/servicef/130050.do?screenId=130050&action=commonDetailInfo&kyujinNumber1=16020&kyujinNumber2=%0A12751821&kyushokuUmuHidden=2&kyushokuNumber1Hidden=&kyushokuNumber2Hidden=

学部入学試験を目前にしている浪人生を見て思うこと2013年01月10日 22:37

 学部入学試験の受験生は,
間もなく受験の時期に入っていて,
19日と20日の大学入試センター試験が,
その第1の試験になるます。
いくつかやっているアルバイトのうちの1つは,
そのような受験生の支援の仕事をやっているのですが,
受験生の一部には, 試験範囲に未だ追いついていない事に,
いらだっている者もおります。
浪人生が, センター試験範囲の学習を終えていないのは,
今まで何をやっていたんだ?
という次元の問題ではあるのですが,
人それぞれの時間の過ごし方があるので,
試験当日迄残り10日を切っても,
そのような状況にあるのは,
仕方がないことなのでしょう。
人それぞれです。

 私の受験の時は,
運が良かったと言えば良いのでしょうか,
理系なのに, 文系科目である社会科系を,
特に何もしなくても8割位まで得点できたので,
センター試験(私の時には共通一次試験)の時には,
リラックスした雰囲気で受験できました
(国語が酷い成績でしたが(;_;)。)。
その後に続く私大試験でも,
理科1科目の大学受験時には,
かなりリラックスして受験できました。
それでも, 初合格(現役の時には1つも合格しなかった。)時迄は,
いくらか不安はありましたが。
理科2科目受験時から, いくらかあせりを感じた物の,
目標大学受験時には,
解答した自分の実力を実感できて,
不合格だったとしても, 満足できるものだったことを,
今でも覚えております。
数少ない, 満足した結果を出した時だったような気がします。

 昨年4月からこの世界に入ったので,
自分の20数年ぶりの経験を思い出しつつ,
受験生のお手伝いをさせてもらっています。
ただ, 私のアルバイトが, 受験生にとって本当に
お手伝いになっているのかよく分からないのですが(^^;。

 読んでいる受験生はいないと思いますが, 仮にいたら,
受験生の皆さん, 入試直前の今にこんな事を言うのは何ですが,
学部入試で人生がほぼ決まってしまうと考えていたのなら,
それは取り敢えず捨てて下さい, とここで言うことにします。
皆, 心のどこかで, 自分の進むべき道を知っていて,
いつしかその道に沿って生きるようになっていきます。
合格しても不合格だったとしても,
どちらになっても, それが自分の生きる道だと思って下さい。
って, 受験生を支援する立場で言って良いのかなあ, こんなことを(^^;。