[富山] 被災地に新米を送る人達2013年11月02日 23:20

 NHKの配信ニュースの題を見ていたら,
「被災地に富山の新米を送る作業」という物がありました。[1]

> 江戸時代に, 富山の浄土真宗の門徒ら約1万人が
> 飢きんのため人口が減少した福島県相馬地方に移り住んだ縁から,
> 震災後に相馬地方をはじめ, 被災地支援を続けていて,
> 去年からは, 富山の新米を相馬地方に贈っています。

そのような歴史があることを知りませんでした。
それにしても, 門徒ら約1万人というのは, とても大きな規模です。
江戸時代というのが漠然とした表現で,
何年頃なのか分かりませんが,
飢饉で集落が絶滅に近い状況になったのでしょうね。

 今, 天候の変化が激しいですが,
飢饉になる程にはなっていないです
(単純に当時と今の農業生産技術を比較はできないですが)。
なので, 飢饉があった時代と比べると,
それでも今は良い世の中, と言いたいのですが,
相馬地方の南にある, 爆発した原子力発電所が原因で,
もう移り住めなくなってしまいました。
なので, 本当は早くそこを出て行かれるべきだと思っておりますが,
諸事情で未だそこに住まわれている方がいらっしゃいます。
そのような方々は, 既に相当被曝してしまったものと思われます。
その意味では, 意味がないことになっているかも知れませんが,
それでも, 被曝量が少ない富山のお米を送られるのは,
とても良いことと思います。

 被曝している農産物を買って, 日本や世界に拡散するのではなく,
被曝量が少ない農産物を被災地に送ることが大切と思います。
できれば, 被災地の農家の方に富山へ移ってもらい,
農業をしてもらうと良いかと思うのですが,
富山県知事も富山市長も, そのような思いはないでしょうね。
被災地瓦礫の燃焼・埋め立てをしてしまうのですから。
本当に, それが本当に残念です。

 被災地の方が安心できる食糧を送れる環境はありがたいです。
これからも原子力発電所を稼働させないで生きていきましょう。

[1] http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065700521.html?t=1383402034913

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