[富山] 北陸電力は, 報告書も書けない会社のようです。原子力発電所真下の断層調査報告書が, また「不合格」のようです。早く原子力発電所を止めましょう!!楽になりますよ(^o^)/ ― 2014年02月14日 22:20
数年前から, 何事も前向きに捉えて生きようとしていますが,
北陸電力[1]と関わると, どうしても前向きになれません。
雪や嵐の時にも電力供給してくれる, 大変ありがたい会社なのに,
原子力発電所の再稼働という, ただ, 本当にただ1点の,
致命的欠陥があるために,
この会社への評価は, 低くせざるを得ません。
なのですが, もしかしたら,
遠回りで原子力発電所を廃止しようとしているのかなあ,
と思うようにしたら, 少し前向きになれました(^o^)/。
というのは, この会社の志賀原子力発電所の真下に断層があり,
この断層が「活断層ではない」と,
北陸電力は主張したいらしいのですが,
この会社には自前の専門家がいないようです。
高い金を払って, 原子力発電所の存続へ導くような報告書を
書いてくれる会社を探して,
そこに調査と調査結果の解析をお願いして,
報告書も書いてもらっているものと思われます。
専門家ではないのに,
専門家相手に議論しようというのですから,
凄い(勿論, 良い意味ではないですよ(^^;)会社と言えます。
で, 報告書の関連で,
> 北陸電力・志賀原子力発電所の原子炉直下を走る
> 断層「S-1」について,
> 活断層かどうかを調べる原子力規制委員会の調査チームが
> 14日, 初会合を開きました。[2]
ということなのですが,
> 14日原子力規制庁で開かれた初会合では,
> 北陸電力が最終報告書の内容を説明し,
> S-1は少なくとも12から13万年前よりも後には動いていないとし,
> 「将来活動する可能性のある断層とは認められない」,
> と改めて主張しました。
>
> これに対し調査団からは
>. 最終報告書に示されていないデータの開示や
> 分析結果の整理などを求める声が相次ぎました。
のだそうです。
この配信記事の通りだとしたら,
北陸電力が提出した報告書って,
なんだったのかなあと思います。
○データが開示されていない
○分析結果の整理がなされていない
有り得ないことです。失笑では済まされません。
技術系の会社がやってはいけないことを平気でやっているのです。
[3]には, その問題の報告書のpdfファイルがあります。
56.6 MBもあるのと, 私はそちらの分野の専門は分からないので,
未だ呼んではおりませんが,
とんでもないないようだったものと思われます。
なので, 原子力規制委員会という,
これも恐らくは信用できない(規制と名乗りながら,
稼働の可否を審査するのですから。信用できる組織なら,
原子力発電所の再稼働を言うことはあり得ませんので。)ですが,
そのような組織の人からさえ,
> 断層周辺の地層の年代分析について
> 「古い年代にしか動いていないとするには
> 証拠としては不十分」と厳しく指摘し,
> 慎重に行うよう求めました。
とあります。ここで, 「厳しく」という余計な形容詞をつけているあたりは,
北日本放送の, 原子力発電所稼働待望の態度が反映されている,
と言って良いでしょう。
同じ情報を, NHKでは,
> 「過去に動いた時期を裏付ける年代測定は
> 慎重にやるべきだ」
> 「建設当時の資料と連動した調査結果を
> 示してほしい」などと述べ,
> さらなる資料の提出を求める意見が相次ぎました。[4]
と, 「厳しい」なる形容詞はありません。
全然「厳しい」意見ではないからです。
NHKの方が, 未だまともなのかも知れません。
で, また北陸電力の能力のなさが露呈されたわけですが,
実は北陸電力は, いきなり「原子力発電所廃止」を言うと,
仲間の電力会社から嫌がらせ, 電力融通停止等を受けて,
困った立場になるので,
あからさまには言えず, でも, 何とか廃止したい,
なので, わざとおまぬけな報告書を作成することで,
「自分達では原子力発電所が安全なのかどうかも分かりません。
あとは, 規制委員会に任せます。」
ということにしたいのだろう, と考えると,
あまり不自然ではないことになります。
もしそうならば, 実は北陸電力は,
原子力発電所を廃止するつもりなのだ,
ということなのかなあ, と思えてきました。
ということで, 北陸電力の方々には,
今後も, およそ報告書とは言えない報告書の提出を続けてもらい,
北陸電力には原子力発電所は任せられないから,
国が買い上げ, そして, 廃止,
という方向に動いていもらいましょう。
よろしくお願いします。
('14/02/15 07:44 追記)
北國新聞の配信記事[5]は, もっと具体的なことが書いてあります。
正直申し上げて, 酷い内容の会合だったようです。
> 北陸電力は「敷地内に活断層はない」と重ねて説明したのに対し,
> 調査団のメンバーからは
> 不足しているデータの提示や
> 根拠の再整理を求める注文が相次いだ。
に対して,
> 北電(北陸電力のことを, 北陸ではこう呼ぶ人が多いです)
> 原子力本部長の金井豊副社長は記者団に
> 「われわれの評価を覆すような指摘は基本的にはないと思う」
> と述べた。
ということで, 副社長の理解力のなさが晒されてしまったのですが,
恐らくは, 規制委員会という組織が,
基本的には, 原子力発電所の再稼働を許可する組織でしょうから,
「今は厳しいことを北陸電力には言っておくけれど,
大丈夫, 最後には再稼働許可を出すから。」
というようなことを, 裏で言っているものと思われます。
茶番なのでしょう。
そうであるから, 上の副社長の発言があるのでしょう。
でも, 廃炉にした方が,
地球中からだけでなく,
宇宙中から祝福されますよ, きっと(^o^)/。
[1] http://www.rikuden.co.jp/
[2] http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=2526
[3] http://www.rikuden.co.jp/shika-chousa/chousasaishuuhoukoku.html
[4] http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065088061.html?t=1392382957655
[5] http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20140215102.htm
北陸電力[1]と関わると, どうしても前向きになれません。
雪や嵐の時にも電力供給してくれる, 大変ありがたい会社なのに,
原子力発電所の再稼働という, ただ, 本当にただ1点の,
致命的欠陥があるために,
この会社への評価は, 低くせざるを得ません。
なのですが, もしかしたら,
遠回りで原子力発電所を廃止しようとしているのかなあ,
と思うようにしたら, 少し前向きになれました(^o^)/。
というのは, この会社の志賀原子力発電所の真下に断層があり,
この断層が「活断層ではない」と,
北陸電力は主張したいらしいのですが,
この会社には自前の専門家がいないようです。
高い金を払って, 原子力発電所の存続へ導くような報告書を
書いてくれる会社を探して,
そこに調査と調査結果の解析をお願いして,
報告書も書いてもらっているものと思われます。
専門家ではないのに,
専門家相手に議論しようというのですから,
凄い(勿論, 良い意味ではないですよ(^^;)会社と言えます。
で, 報告書の関連で,
> 北陸電力・志賀原子力発電所の原子炉直下を走る
> 断層「S-1」について,
> 活断層かどうかを調べる原子力規制委員会の調査チームが
> 14日, 初会合を開きました。[2]
ということなのですが,
> 14日原子力規制庁で開かれた初会合では,
> 北陸電力が最終報告書の内容を説明し,
> S-1は少なくとも12から13万年前よりも後には動いていないとし,
> 「将来活動する可能性のある断層とは認められない」,
> と改めて主張しました。
>
> これに対し調査団からは
>. 最終報告書に示されていないデータの開示や
> 分析結果の整理などを求める声が相次ぎました。
のだそうです。
この配信記事の通りだとしたら,
北陸電力が提出した報告書って,
なんだったのかなあと思います。
○データが開示されていない
○分析結果の整理がなされていない
有り得ないことです。失笑では済まされません。
技術系の会社がやってはいけないことを平気でやっているのです。
[3]には, その問題の報告書のpdfファイルがあります。
56.6 MBもあるのと, 私はそちらの分野の専門は分からないので,
未だ呼んではおりませんが,
とんでもないないようだったものと思われます。
なので, 原子力規制委員会という,
これも恐らくは信用できない(規制と名乗りながら,
稼働の可否を審査するのですから。信用できる組織なら,
原子力発電所の再稼働を言うことはあり得ませんので。)ですが,
そのような組織の人からさえ,
> 断層周辺の地層の年代分析について
> 「古い年代にしか動いていないとするには
> 証拠としては不十分」と厳しく指摘し,
> 慎重に行うよう求めました。
とあります。ここで, 「厳しく」という余計な形容詞をつけているあたりは,
北日本放送の, 原子力発電所稼働待望の態度が反映されている,
と言って良いでしょう。
同じ情報を, NHKでは,
> 「過去に動いた時期を裏付ける年代測定は
> 慎重にやるべきだ」
> 「建設当時の資料と連動した調査結果を
> 示してほしい」などと述べ,
> さらなる資料の提出を求める意見が相次ぎました。[4]
と, 「厳しい」なる形容詞はありません。
全然「厳しい」意見ではないからです。
NHKの方が, 未だまともなのかも知れません。
で, また北陸電力の能力のなさが露呈されたわけですが,
実は北陸電力は, いきなり「原子力発電所廃止」を言うと,
仲間の電力会社から嫌がらせ, 電力融通停止等を受けて,
困った立場になるので,
あからさまには言えず, でも, 何とか廃止したい,
なので, わざとおまぬけな報告書を作成することで,
「自分達では原子力発電所が安全なのかどうかも分かりません。
あとは, 規制委員会に任せます。」
ということにしたいのだろう, と考えると,
あまり不自然ではないことになります。
もしそうならば, 実は北陸電力は,
原子力発電所を廃止するつもりなのだ,
ということなのかなあ, と思えてきました。
ということで, 北陸電力の方々には,
今後も, およそ報告書とは言えない報告書の提出を続けてもらい,
北陸電力には原子力発電所は任せられないから,
国が買い上げ, そして, 廃止,
という方向に動いていもらいましょう。
よろしくお願いします。
('14/02/15 07:44 追記)
北國新聞の配信記事[5]は, もっと具体的なことが書いてあります。
正直申し上げて, 酷い内容の会合だったようです。
> 北陸電力は「敷地内に活断層はない」と重ねて説明したのに対し,
> 調査団のメンバーからは
> 不足しているデータの提示や
> 根拠の再整理を求める注文が相次いだ。
に対して,
> 北電(北陸電力のことを, 北陸ではこう呼ぶ人が多いです)
> 原子力本部長の金井豊副社長は記者団に
> 「われわれの評価を覆すような指摘は基本的にはないと思う」
> と述べた。
ということで, 副社長の理解力のなさが晒されてしまったのですが,
恐らくは, 規制委員会という組織が,
基本的には, 原子力発電所の再稼働を許可する組織でしょうから,
「今は厳しいことを北陸電力には言っておくけれど,
大丈夫, 最後には再稼働許可を出すから。」
というようなことを, 裏で言っているものと思われます。
茶番なのでしょう。
そうであるから, 上の副社長の発言があるのでしょう。
でも, 廃炉にした方が,
地球中からだけでなく,
宇宙中から祝福されますよ, きっと(^o^)/。
[1] http://www.rikuden.co.jp/
[2] http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=2526
[3] http://www.rikuden.co.jp/shika-chousa/chousasaishuuhoukoku.html
[4] http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065088061.html?t=1392382957655
[5] http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20140215102.htm
[富山] 日記に, 「石井隆一」という名を書くと, 某ウェブサイトへ勝手に紹介されるようです。なんででしょうね??? ― 2014年02月14日 22:59
2014年 2月14日現在, 富山県の知事は,
石井隆一(いしいたかかず)と言う人です。
私はこの人に投票したことはありません。
信用できないからです。
しかし, 多くの富山県民から信用されているようで,
既に9年も, 知事を続けている人です。[1]
私が氏を信用できないのは,
志賀原子力発電所で事故があったら,
富山県は壊滅的打撃を受けることが理解できず,
北陸電力に対して, この発電所の廃炉を言わずに,
富山県民の命を軽く見ているからです。
その氏のことを, このアサブロで書くと, どういう訳か,
あるウェブページに,
このブログが紹介されることに気が付きました。
それは, 作品データベースというウェブサイトのようです。[2]
私のブログが紹介されるのは,
どうなんでしょうかねえ(^^;。
氏の講演会の紹介のページ[3(pdfファイル)]を読むと,
基本政策「安心とやま」には,
○環日本海域をリードする「環境・エネルギー先端県」づくり
○「日本一安全・安心な県」づくり
とあります。
富山は, 福島の原子力発電所爆発の影響が少なく,
この基本政策は実現が可能と思われます。
大変結構な政策です。
しかし, 大変残念なことに, それを実行するために,
最初にすべき, 志賀原子力発電所の即時廃炉を,
石井隆一氏は全く言わないのです。
これでは, ただの嘘吐き(これで「うそつき」と読みます。)です。
嘘吐きではいけません。
即実行して下さい。
[1] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E9%9A%86%E4%B8%80
[2] http://blog-sc.sakuhindb.com/tj/6_C0D0B0E6CEB4B0EC/diary.html
[3] pdfファイルです。
http://www.ryuzankai.jp/images/seisaku.pdf
石井隆一(いしいたかかず)と言う人です。
私はこの人に投票したことはありません。
信用できないからです。
しかし, 多くの富山県民から信用されているようで,
既に9年も, 知事を続けている人です。[1]
私が氏を信用できないのは,
志賀原子力発電所で事故があったら,
富山県は壊滅的打撃を受けることが理解できず,
北陸電力に対して, この発電所の廃炉を言わずに,
富山県民の命を軽く見ているからです。
その氏のことを, このアサブロで書くと, どういう訳か,
あるウェブページに,
このブログが紹介されることに気が付きました。
それは, 作品データベースというウェブサイトのようです。[2]
私のブログが紹介されるのは,
どうなんでしょうかねえ(^^;。
氏の講演会の紹介のページ[3(pdfファイル)]を読むと,
基本政策「安心とやま」には,
○環日本海域をリードする「環境・エネルギー先端県」づくり
○「日本一安全・安心な県」づくり
とあります。
富山は, 福島の原子力発電所爆発の影響が少なく,
この基本政策は実現が可能と思われます。
大変結構な政策です。
しかし, 大変残念なことに, それを実行するために,
最初にすべき, 志賀原子力発電所の即時廃炉を,
石井隆一氏は全く言わないのです。
これでは, ただの嘘吐き(これで「うそつき」と読みます。)です。
嘘吐きではいけません。
即実行して下さい。
[1] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E4%BA%95%E9%9A%86%E4%B8%80
[2] http://blog-sc.sakuhindb.com/tj/6_C0D0B0E6CEB4B0EC/diary.html
[3] pdfファイルです。
http://www.ryuzankai.jp/images/seisaku.pdf
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