おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　施錠しないのは, 本来はとても良い事だと私は思っております。
人の物を勝手にいじらない, 持っていかない, 盗まない。
この基本ができない人が, 日本のみならず, 世界中にいることは,
大変悲しくて, 残念な事です。
物を勝手に持っていく, 盗む人の心が,
相当病んでいるからだと思うのですが,
案外, 盗む人は, やっている事を悪い事とは
思っていないのかも知れません。
私が以前勤めていた某高等教育機関で,
自転車泥棒を現行犯「逮捕」した時も,
その「犯人」は, 悪い事をやっているという自覚に欠けていたようで,
私が「逮捕」した時も, 悪い事をしたという反省よりは,
面倒な奴に捕まった, 位にしか思われなかったように記憶しております。
そのような感情を持つ成人は, 将来反省する心を持てるのでしょうか?
私は, こいつは退学させるべきと思っていたのですが,
そいつがどうなったのかは知りません。

　富山では, 施錠しない人が多いらしいのですが,
北陸中日新聞の記事[1]によれば,
> 自転車や車, 住宅の施錠を呼び掛けるキャンペーンが
> ('14/06) 3日, (富山)県内で始まった。
ということです。
そんなキャンペーンが存在していることが,
少なくない富山の人が, 自転車のみ成らず, 家の施錠も
していない事を示しています。
自転車については, 前にこのブログで書いたように,
学校と, 鉄道駅のような公共の場では,
施錠装置があるところ以外での駐輪を
禁止すれば良いように思っています。

　[1]によれば,
> (富山)県警(察)生活安全企画課の河村盛夫次席は
> 「北陸新幹線が開業すれば,
> 人の往来が増え, 犯罪情勢も変わる。
> 自分が被害に遭うかもしれないという意識を持ってほしい」と話す。
のだそうです。泥棒さんが, 県外から増えますよ, ということです。
新幹線に乗って, わざわざ自転車を盗む人が増えると考える根拠は,
何なのでしょうかね?
富山県警察の考える事がさっぱり分かりません。
この組織は, 本当に自分達がすべき,
法律違反者の摘発を全然しないでおいて
(例: 富山市平和通りは, 20時以降は路上駐車禁止の筈。
しかし, 多数の車が乗り捨てられています。
すぐそばの「こばん」は, 放置し続けています。
これに反論できるのなら, やってみなさい >> 富山県警察),
意味のない事ばかりやっています。
本当に, 存在意義がない組織です。

> キャンペーンは, (富山)県と(富山)県警(察)が
> (20)〇七年から実施。
> 開始式が3日, 富山市の県警本部であり,
> 桜沢健一県警本部長が
> 富山サンダーバーズ(地域の野球団体?)[2]の
> 全二十七選手を「鍵かけ隊員」に委嘱した。
だから, なぜ自分らがやるべき仕事を,
他の人達にさせるのですか?

　[1]の中日新聞は, 原子力発電について,
頼もしい記事が多いのですが,
何もしない警察に対して無批判なのは,
なぜなのでしょうか?
同様な報道をするチューリップテレビ[3],
北日本放送[4]のウェブ配信記事も,
警察が本来すべき仕事を放棄している責任を
追求しておりません。
これらの富山地元報道機関の人達も,
本来やるべき仕事をやっていないと言えるでしょう。

[1] http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20140604/CK2014060402000039.html
[2] http://www.t-thunderbirds.jp/
[3] http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20140603162631
[4] http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=3701