[富山] 放射性廃棄物の地層処分を考える, というシンポジウムがあったのだそうです。考えなくても, 処分は不可能なのが分からないのは, どういう理解力なのでしょうかね?2014年06月14日 20:39

 原子力発電所は, 仮に事故が起こらなかったとしても,
放射性物質の採掘場における採掘者の被曝や,
放射性物質の拡散という問題があります。
これらだけで, 原子力発電所の存在自体が否定されて然るべきですが,
日本では, 放射性物質採掘場の問題がないからでしょう,
これを根拠に, 原子力発電の廃炉を訴える人は少ないように思います。
これを指摘しているいくつかのウェブサイトを紹介しておきます。[1]

 なので, 今日の北日本放送のウェブ配信ニュースの
一記事である,

> 放射性廃棄物の地層処分を考える

などは, 本来は人間が扱えない物体なので,
それについて「考える」こと自体,
意味がない事なのです。
しかし, 原子力発電所を動かしてきた, あるいは未だに
再稼働を夢見て行動している人達は,
放射性物質の事の理解を全くできないばかりか,
今後の地上の生命体に多大な悪影響を与える事も理解できない,
大変危険な人達なのです。
人殺し, 地球環境破壊者なのです。
しかし, 当の本人達は, そのような指摘を全く理解できない,
「理解力に問題がある」人達なので,
対応のしようがないのが現実です。
だから,

> 放射性廃棄物の地層処分を考える

というシンポジウムを通じて, 何かが解決する, 解決できる,
否, 強引に「解決」させようとしている, ということなのでしょう。

> 高レベル放射性廃棄物は,
> 原発の使用済み核燃料を再処理した時に出る廃液で,
> ガラスと溶かし合わせ固めて貯蔵します。
> 強い放射能を出し,
> 人体に影響がないとされるレベルになるまで,
> およそ1万年から100万年かかるとされています。

そのような廃棄物のみならず,
核燃料を今尚地球に拡散させているのが,
福島なのですが,
なぜ, 福島の「元」原子力発電所を,
チェルノブイリのような石棺処理[2]をしないのでしょうか。

 このシンポジウムでは,
核燃料や廃棄物が今尚福島から飛散した状態である事を,
きっとしていないのでしょうね。

 このシンポジウムは, NUMOという妙な略で表される,
原子力発電環境整備機構という組織が開催しました。
この名前から分かるように, 原子力発電の環境を整備して,
地球環境の破壊を促進する, 悪魔のような組織です。
この組織は,
> シンポジウムを
> 今年度(2014年度)中に
> 全国30か所で開き,
> 地層処分に国民の理解を求めたい考えです。
なのだそうです。
国民が理解したら, 当たり前ですが,
どこも地層処分地を受け入れるわけがありませんので,
これ迄発電してきた, 沖縄電力以外の電力会社の本社や,
正力松太郎の関係者の自宅,
中曾根康弘ほか, 原子力発電所を推進してきた人達の自宅,
官庁街である霞ヶ関に, 1万年から100万年保存するしかないでしょう。
私は冗談で言っているのではありません。
上に名を挙げた人達や組織は,
それだけの犯罪行為をやってきたのです。
故正力松太郎の実家は,
射水市大門町の枇杷首(びわくび)村生まれだそうです。
ここと, 北陸電力本社がある,
富山駅北口正面は,
今後1万年から100万年は, 近寄れない事になります。
これらの悪い人(故人)と組織は,
「美しい」富山を放射性廃棄物で汚染させた悪魔として,
万年単位で, 名を残し続ける事になります。

[1] http://www.peace-forum.com/gensuikin/news/110610date.html
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/genki/2011/233/233-06.html
http://actdoi.com/bikini.html
[2] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85