滋賀県知事選挙では, 「卒原発」候補者が当選。富山, 石川両県の人達よりも, 原子力発電所=危険を理解しているということでしょうか?2014年07月13日 22:58

 滋賀県知事選挙が今日('14/07/13)にあり,
「卒原発」を掲げる候補が当選したとの事です。[1]

 自分達の命が惜しくない人には,
原子力発電所が怖くてめしが食えるか, という事なのだと思います。
富山, 石川両県と, 原子力発電所推進県である福井県,
「北陸三県」の多くの住民にとっては,
原子力発電所 = 安全, 安心, 信頼の電源,
という考えなので,
滋賀県民(というよりは, 世界の大多数の人)の考えを,
理解できないものと思われます。

 このような, 地方公共団体の選挙なのに,
いつも国政選挙への影響を主張するのがマスコミですが,
なぜ国政選挙に影響するのか,
私にはさっぱり分かりません。
[1]では, 次のように書いてあります。

> 選挙期間中に政府が集団的自衛権行使を容認する
> 憲法解釈変更の閣議決定に踏み切ったことや,
> 自民党議員のセクハラやじ問題によって批判が拡大した影響は
> 否定できず, 安倍政権にとって打撃だ

 打撃にならないと思います。
特に 「北陸三県」の多くの人にとっては,
原子力発電推進,
集団的自衛権行使容認で良いのですから,
関係ないのではないでしょうか?
なにせ, 「保守王国」と呼ばれて,
全く気にしていないのですから。
マスコミのこのような解釈には, 本当に呆れます。

 ともあれ, 即廃炉でないことでは,
自由民主党と一致していて大変残念ですが,
自由民主党とは違って, 廃炉へ向かっているということなので,
その点については, 滋賀県の多くの方々は,
良い選択をされたのではと思います。


[1] http://www.toyama.hokkoku.co.jp/newspack/shuyo2014071301001828.html