おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　戦争, というよりも, 人を殺す事は,
仮に相手が極悪非道な人であったとしても, いけない事でしょう。
私は, 自分が殺されそうになって, 相手を殺すかというと,
(頭の中では)相手は人殺し, 自分は人殺しではない状況を保って,
命が奪われる事になるのでしょう。
人を殺すのは, 自分が殺される状況でも嫌です。
だから, 私は武道が嫌いなのかも知れません。

　その人殺しを, 国という名の下で「合法化」したものが戦争です。
日中戦争, 太平洋戦争では,
多くの人が人を殺し, 多くの人が殺されました。
日本人だけの問題ではないです。
日本は宣戦布告をして, 敵地へ攻めていったのですから,
侵略行為をしていたわけです。
その日本と対戦していた米合州国は,
日本を侵略していきました。
その米合州国による日本侵略の被害が,
今私が住んでいる富山であったのが, 約70年前, 1945年の,
日本敗戦間近の8月2日だったという事です。
その僅か2週間後に昭和天皇がポツダム宣言受諾,
そして, 9月2日, つまり, 1月後に, 敗戦が決まったのでした。[1]

　戦争なんて良いわけがないのですが,
戦争が始まって金儲けする人もいて, そのような人達にとっては,
戦争は, 莫大な利益を得られる機会, ということになるのでしょう。
ですから, 本来は, 戦争によって潤う人達こそを,
やっつける必要があるのですが,
未だに世界は, 当時の「連合国」United Nationsである,
「国際連合」United Nationsが,
世界の利害調整をしているかのような位置づけになっていますが,
本来は, 戦争を始めた「連合国」や,
武器証人を裁くべきです。

　閑話休題。富山では, 今年(2014年)も8月1日に,
「富山大空襲」[2]を語り継ぐ事を目的として, 集会が開かれました[3]
それ自体は大変良い事と思います。
ただ, 上に書いたようなことを考えると,
被害を受けた立場だけから戦争を語るのは,
どうしても, 日本人は被害者であったという立場しか理解できないでしょう。
日本軍も他国を侵略して, 軍人のみならず, 非戦闘者も殺しています。
それが戦争だ, というのであれば,
人殺しを指導した, 相手国の指導者も責任を問うべきです。
国の間の下らない戦いに巻き込んだのは,
国会議員だけではなく, 官僚や, 軍人, 武器商人達でしょう。
軍人達は一部裁かれました。
一部の政治家も処刑ないし自殺しました。
しかし, 官僚はどうでしょうか。
武器商人達はどうでしょうか。
これは, 勝敗関係なしに, 双方が裁かれるべきです。
生命体としてやってはいけないことをやったことに対する償いという意味で。

　ということで, 被害者としての観点だけでなく,
戦争を引き起こした人の責任を追及するという観点から,
空襲が語られる方が良いと私は考えますが,
私の考えに賛同される方はいらっしゃいますでしょうか?

[1] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%A0%E5%AE%A3%E8%A8%80
[2] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E7%A9%BA%E8%A5%B2
[3] http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=4364

　相棒のとりほは, 今日('14/08/02)は仕事はなし,
私のアルバイトは11時には終わったので,
昼食を2人で外で摂る事にしました。
外食の選択肢が少ない私達は,
時々行く「源」[1]がやっている「立山そば」へ行きました。

　「源」は, 今ではますのすしで, (多分日本中で)有名な会社です。
旧国鉄の駅で売られているのがこの会社の物なのですが,
富山県内には多数の鱒の寿司屋があります。
恐らくは, 駅構内で弁当を売っている関係で,
立ち食いそば・うどんもやっているのではと, 勝手に想像しています。

　富山は, そば・うどんのだし汁の味が, 東西を移動すると,
関東系から関西系へ移るところにあると,
かなり以前に, 富山県内のテレビ番組で見た事があります。
確かに, 富山県西部にある高岡市内のうどん屋で何度か食べた時,
関西風に思えました。対して「源」は, 高岡市のうどんよりは,
関東風に思えます。但し, 結構甘みのある出汁なので,
関東風が弱い関西風(?)といった感じでしょうか?
ちなみに, 金沢駅の「白山そば」は, 私には甘さがきつすぎです(^^;
「富山・石川風」とでも書いた方がよいのかも知れません。
私は, 生まれたからではないのでしょうが,
関西風の出汁が好きです。
なので「源」のそば・うどんは, 少し甘い感じがして,
おいしいのですが, 少々??を感じながら頂く事が多かったのです。

　ところが今日いただいた, 「富山インター店」のそば・うどんは,
関西風が強く出ていました。
だし汁の色も薄くなっていました。
私はそのままおいしくいただき, 味を楽しんだのですが,
「富山・石川風」が好きな相棒には, 塩がきつく, 甘みが足りなかったようで,
不満だったようです。

　この店では, 私はいつも, 「特撰」ますのすしをいただきます。
1切れ210円位と,
結構高い(普通の鱒の寿司は, 2切れ100円位)のですが,
これを食べたら, 普通の鱒の寿司には戻れないです。
脂がのってとても美味しいのです。
相棒に一口 -->> おいしい!!
ということで, 彼女も満足したのではないでしょうか。

　ともあれ, いつもおいしいそば・うどん, ますの寿司を
ありがとうございます。また利用させて下さい >> 「源」様。
　
　で, 検索して出てきた[1]を見て,
富山市上飯野にある「きん八」が, この源の経営である事を知りました。


[1] http://www.minamoto.co.jp/
「源」という名前の人は, 源平という姓を考えると,
もっと多くいても良さそうですが, 少ないですよね。
頼朝の血筋が滅ぼされたからなのでしょうかね?
この「源」が, 源平の「源」と関係あるのかどうかは知りませんが(^^;