[富山] 今の小中学校では, 「を」を, 「小さい「お」」と呼ばなくなっているのかもしれません。2014年09月10日 23:01

 富山に移ってから20年近くが経ちました。
恐ろしい物です。私が富山に移ってから生まれた人がそろそろ成人です(^^;。
ということは, 私は未成年よりも長く富山に住んでいることになります。
それでも「旅の人」であることには変わりません(^^;。

 私が富山に移った時に, 学生が「小さいお」と言うのを聞いて,
その意味がさっぱり分からなかったことを始め,
いくつかの「富山語」の洗礼を受けました。
富山に住み続けるつもりが全くなかった私は,
富山語を学ぶこともせず,
結婚した富山人の相棒は,
多くの大阪の人達と違って, 東京語で話してくれます。
大阪生まれの私には, 大変ありがたいことで,
おかげで, 富山語を殆ど全く知りません。
でも, 学生から聞いたいくつかの富山語については,
強烈な印象として未だに残っているのです。
その1つが, 「小さい「お」」でした。
これは,「を」のことらしいのですが,
どういうわけか, 小学校や中学校で,
「を」のことを, 「小さい「お」」と呼んでいたようです。
「小さい「お」」は, 「ぉ」だろうと, その時に指摘したのですが,
でも「を」は, 「小さい「お」」だ, と譲りませんでした。

 この「小さい「お」」が, 富山県内全域なのか,
富山市内の一部でのみ使われていた表現なのかはわかりませんが,
相棒もそれを知っていました。
おかしいでしょ(^^;。

 先日, アルバイトの関係で,
富山市内の何人かの中学生と会話する機会があり,
そこで「ちいさい「お」」って言ったら, 意味が分かるかを聞いたら,
初めて聞いた, という返答があり,
こちらが驚いてしまいました。
私の方が「富山人」ですね(^^;。

 私は, 大阪生まれですが, 東京語しか喋れません。
大阪はたまたま生まれたところなので,
それで全然問題はないし,
あの, 人を馬鹿にし, 威圧するように聞こえる大阪語は,
私は生理的に全く受け付けられません。
聞くだけでいらいらしてしまいます。
幼少時にはそれを喋っていたのですがね(^^;。
「地元」がない私には, 「方言」を使っている人達のことを,
羨ましく思うこともあります。
富山で東京語で喋ると,
相手が私のことを「旅の人」であると身構えて,
本音を語ってくれていないのでは,
そのように思うことがあります。
まあ, それは, 私が東京語を喋ることよりも,
私の性格に問題があるからのような気がしておりますが(;_;)。
そんな私ですが, もしかしたら「富山語」が消えていく状況を見て,
寂しく思っているのかも知れません。
「小さい「お」」だけでそこまで思うのは,
話を膨らませすぎとは思いますが(^^;。