[富山] 一部人達の「自己満足」のための, 交通安全にむしろ悪影響を及ぼす, 「交通安全運動」が始まりました。2014年09月22日 23:30

 どうやら富山県警察ではなく, 内閣府が主催しているらしい,
「全国交通安全運動」が, 始まったようです。[1]
[1]にはいろいろ書かれていますが,

> 全国重点
> 秋口における日没時間の急激な早まりとともに,
> 例年夕暮れ時や夜間には,
> 重大事故につながるおそれのある交通事故が多発し,
> 歩行中・自転車乗用中の死亡事故が増加すること,
> また, 自動車乗車中における後部座席シートベルトの着用率や
> チャイルドシートの使用率がいまだ低調であること,
> さらに, 重大事故の原因となる飲酒運転による
> 悲惨な交通事故が依然として後を絶たないことなどから,
> 次の3点を全国重点とする。
> (1) 夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の
> 交通事故防止
> (特に,反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)
> (2) 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
> (3)飲酒運転の根絶

 言っていることは, 一見とても良いことに見えるのですが,
そのような運転をする人に免許証を交付したのはどこの誰でしょうか。
そこを棚に上げて, 何を馬鹿なことを言っているのか,
私はそう思います。
悲惨な交通事故の中には,
本当に偶発的に起こってしまった事故もあるでしょうが,
飲酒運転や暴走行為などは,
本来免許証を交付してはいけない人へ交付した組織,
つまり, 公安委員会の責任が重大です。
誰もそこを責めません。
危険な人に免許証を交付しなければ,
かなりの数を防げたはずです
(無免許運転については, 公安委員会は, 直接は関係ないです。)。
その責任を全く負っていないのに,
何の意味がある運動なのでしょうか。
まずは公安委員会の責任者を追求し,
免許証交付の在り方を検討すべきではないでしょうか。

 ということで, そもそもが,
意味がない交通安全運動なのですが,
その証拠に, 今日('14/09/22)私は高速バスに乗ったのですが,
車内放送でシートベルト着用を案内はしていますが,
未だかつて, シートベルト着用確認のために立ち入る警察官には,
遭遇したことがありません。
本気で上に挙げたようなことをやるのなら,
具体的な行動からすべきなのに,
そのようなことはしないのです。
富山県では,

> 約1千人が並び旗や横断幕を掲げてドライバーに交通安全を呼びかけた

らしいです[2]が, 呼びかけて安全運転が達成されるなら,
毎日すべきですが, [2]の画像にあるような,
不気味な宗教団体のような人達が沿線にいたら,
逆に安全運転を妨げることに,
なぜ気が付かないのでしょうか?
また, 旗や横断幕を持っている人達は, 疑問を抱かないのでしょうか?
やらされている子供達には同情します。

 私とは違う世界の人の事とは言え,
この「全国交通安全運動」については,
我慢できず, 発言することにしました。
こんな下らないことはすぐにやめて下さい。
上で書いたように,
高速道路に入る車に乗っている人にシートベルトを徹底するとか,
携帯電話使用運転手や耳に何かをつっこんで走る自転車を
即逮捕するとか, 意味があることをして下さい。

[1] http://www8.cao.go.jp/koutu/keihatsu/undou/h26_aki/youkou.html
大変申し訳ないのですが,
このポスターの少女は,
私にはとても気味が悪い印象が大きいです。
可愛い少女だとは思うのですが,
このポスターが貼られているKOBANを見たら,
気分がとても悪くなります。
KOBANだから気分が悪くなる,
以外の因子があるように思っています。

[2] http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=4878

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
次の欄にokyuu_booyaとお書き下さい。
Please enter "okyuu_booya"

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2014/09/22/7441088/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。