[富山] 自分から直通特急を廃止しておいて, 関西と結び付きを強くするための知恵を求める, おかしな鉄道会社。西日本旅客鉄道です。 ― 2015年02月07日 22:35
来月('15/03)に, 北陸新幹線長野金沢間延伸がありますが,
それに合わせて, 富山から関西と名古屋へ向かう直通特急が,
旧国鉄(JR西日本)によって廃止されます。
北陸本線の旧国鉄から分割されることは法律上の問題でしょうが,
直通特急を廃止することは, 法律の縛りはありません。
単に, 運転したくないから(新幹線を利用して欲しいから), 廃止するわけです。
それまで富山から乗り換えせずに行けた関西と名古屋へは,
金沢での乗り換えが必要になるわけです。
そのようなことを自分でしておきながら,
> JR西日本の真鍋(まなべ)社長は
> 「首都圏の引力に負けずに北陸と関西の結び付きをより強くするため,
> 皆さんの知恵を拝借したい」と述べました。
と発言しております。[1]
内閣総理大臣が, 日本人虐待・虐殺を進めているので,
鉄道会社が滅茶苦茶をやったところで,
たいしたことはないのかもしれませんが,
この会社の社長も, 内閣総理大臣並みの理解力しかないようです。
知恵などいらないです。直通特急を復活させる。ただそれだけです。
第3セクターに乗り入れるから割高になるから嫌?
人に不便を押しつけておいて,
割高な新幹線を使うようにし向けて,
しかもその恩恵はほぼ富山駅だけで,
既存の北陸本線沿線の利用者には大変不便。
(魚津だと, 直通があったのに, 魚津 → 富山 → 金沢と乗り換える)
まあ, 富山県民を代表していることになっている,
富山県知事の石井隆一(敬称不要)が,
JR西日本を非難せず, 努力を評価された[2]ということでしたので,
JR西日本の措置は, むしろ歓迎すべきというのが,
大多数の富山県民の考え, ということなのでしょう。
だったら, なぜJR西日本の社長が妙な発言をしたのでしょうか?
そもそも上の[1]の発言は,
> 『関西・北陸交流会』は,
> 新幹線開業後の利用者掘り起しを目指して
> JR西日本が呼びかけて開いているものです。
の場でのものです。自分から交流を狭めることをやっているのに,
分からないですね。しかも, 富山の人が声をかけたのではなく,
JR西日本が呼びかけているということです。
私にはさっぱりわかりません(;_;)。
面白いと思ったのは, [1]の文末です。
> (『関西・北陸交流会』)出席者からは,
> 「関西と北陸の観光資源を結びつけ
> 新たな観光ルートとして一体的にアピールすべき」といった意見や,
> 「東京一極集中を是正する機運をさらに高めるべき」
> などの意見が出ていました。
何を言っているのかが分かりません(^^;。
2つの発言なのですが, 1つ目は, 関西と北陸の観光資源を一体化して,
誰に訴えるのでしょうか? 北陸新幹線が関西とつながるのは,
数年後ではないので, 一体化して, 東京の人に訴えることではないでしょう。
JR西日本が富山と関西・名古屋を分断したので,
この『関西・北陸交流会』の場で発言するのは,
全く意味がないことです。
2つ目は, そもそもは, 東京へ行きたいと願って,
北陸新幹線という「悲願」を達成させた立場の人が言っていたとしたら,
大変残念です。「悲願」は大嘘だったということになりますから。
いったい, 誰が何の意図で発言されたのでしょうね?
ともあれ, 私には, 北陸新幹線延伸よりも,
破壊された東日本の復興や,
被曝地からの住民避難を優先すべきと思われるので,
こんな物を造った政府や, それを後押しした多くの北陸の人を,
大変残念に思うのです。
[1] http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20150207190452
[2] pdfファイルです。
http://www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00013225/00741674.pdf
'15/02/09 追
富山新聞
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20150208201.htm
富山第一ホテル会場を見ると,
向こうに誰がいるのか分からない位広い部屋でやっています。
本気で交流をしたいのではないように感じられるのは,
私だけでしょうか。
北陸中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20150208/CK2015020802000035.html
それに合わせて, 富山から関西と名古屋へ向かう直通特急が,
旧国鉄(JR西日本)によって廃止されます。
北陸本線の旧国鉄から分割されることは法律上の問題でしょうが,
直通特急を廃止することは, 法律の縛りはありません。
単に, 運転したくないから(新幹線を利用して欲しいから), 廃止するわけです。
それまで富山から乗り換えせずに行けた関西と名古屋へは,
金沢での乗り換えが必要になるわけです。
そのようなことを自分でしておきながら,
> JR西日本の真鍋(まなべ)社長は
> 「首都圏の引力に負けずに北陸と関西の結び付きをより強くするため,
> 皆さんの知恵を拝借したい」と述べました。
と発言しております。[1]
内閣総理大臣が, 日本人虐待・虐殺を進めているので,
鉄道会社が滅茶苦茶をやったところで,
たいしたことはないのかもしれませんが,
この会社の社長も, 内閣総理大臣並みの理解力しかないようです。
知恵などいらないです。直通特急を復活させる。ただそれだけです。
第3セクターに乗り入れるから割高になるから嫌?
人に不便を押しつけておいて,
割高な新幹線を使うようにし向けて,
しかもその恩恵はほぼ富山駅だけで,
既存の北陸本線沿線の利用者には大変不便。
(魚津だと, 直通があったのに, 魚津 → 富山 → 金沢と乗り換える)
まあ, 富山県民を代表していることになっている,
富山県知事の石井隆一(敬称不要)が,
JR西日本を非難せず, 努力を評価された[2]ということでしたので,
JR西日本の措置は, むしろ歓迎すべきというのが,
大多数の富山県民の考え, ということなのでしょう。
だったら, なぜJR西日本の社長が妙な発言をしたのでしょうか?
そもそも上の[1]の発言は,
> 『関西・北陸交流会』は,
> 新幹線開業後の利用者掘り起しを目指して
> JR西日本が呼びかけて開いているものです。
の場でのものです。自分から交流を狭めることをやっているのに,
分からないですね。しかも, 富山の人が声をかけたのではなく,
JR西日本が呼びかけているということです。
私にはさっぱりわかりません(;_;)。
面白いと思ったのは, [1]の文末です。
> (『関西・北陸交流会』)出席者からは,
> 「関西と北陸の観光資源を結びつけ
> 新たな観光ルートとして一体的にアピールすべき」といった意見や,
> 「東京一極集中を是正する機運をさらに高めるべき」
> などの意見が出ていました。
何を言っているのかが分かりません(^^;。
2つの発言なのですが, 1つ目は, 関西と北陸の観光資源を一体化して,
誰に訴えるのでしょうか? 北陸新幹線が関西とつながるのは,
数年後ではないので, 一体化して, 東京の人に訴えることではないでしょう。
JR西日本が富山と関西・名古屋を分断したので,
この『関西・北陸交流会』の場で発言するのは,
全く意味がないことです。
2つ目は, そもそもは, 東京へ行きたいと願って,
北陸新幹線という「悲願」を達成させた立場の人が言っていたとしたら,
大変残念です。「悲願」は大嘘だったということになりますから。
いったい, 誰が何の意図で発言されたのでしょうね?
ともあれ, 私には, 北陸新幹線延伸よりも,
破壊された東日本の復興や,
被曝地からの住民避難を優先すべきと思われるので,
こんな物を造った政府や, それを後押しした多くの北陸の人を,
大変残念に思うのです。
[1] http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20150207190452
[2] pdfファイルです。
http://www.pref.toyama.jp/cms_pfile/00013225/00741674.pdf
'15/02/09 追
富山新聞
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20150208201.htm
富山第一ホテル会場を見ると,
向こうに誰がいるのか分からない位広い部屋でやっています。
本気で交流をしたいのではないように感じられるのは,
私だけでしょうか。
北陸中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20150208/CK2015020802000035.html
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