[富山] 富山県内の自動車運転に対する, 富山県警察の意識がよく分かる記事です。2015年05月04日 20:58

 NHK富山放送局ウェブ配信記事[1]によると,

> (富山)県警察本部によりますと,
> (富山)県内で去年までの5年間(2009-2014年)に
> 観光やレジャーの移動中に起きた交通事故は627件で,
> このうち, 4月と5月の発生が132件と
> 全体のおよそ2割を占めているということです。
ううん。4月と5月は, 新しい環境での運転になる人が多いですから,
仕方がないような気がします。
また, (4月 + 5月) / 12か月 = 16%ですから,
2割が特に高いようにも思えません。

> 132件と全体のおよそ2割を占めているということです。
> 中でも, 大型連休を含む4月26日から5月5日までの10日間に
> 36件の交通事故が発生し,
> このうちの26件は
> 自分が住んでいる地域以外の場所で走行している際に
> 起こした事故だということです。
大型連休期間なら,
自分が住んでいる地域以外の場所で走行している際に
事故が起こる可能性は高くなるのは, 仕方がないような気がします。

ということで, ここまでのニュース記事を読むと,
そうですね, 運転に注意しましょう, ということになります。
しかし, 次から???となりました。

> このため, (富山県)警察は
> ▽(富山)県内で車を運転中に
> (富山)県外のナンバーの車を見かけた時は
> 状況に配慮した運転を心がけることや
> ▽自分が慣れていない地域に車で外出するときは
> 標識や信号に確実に従うなど安全運転を心がけるよう呼びかけています。

 これは??ではないでしょうか。
前半の,
富山県外車を見たら, 何を配慮しろというのでしょうか?
道に慣れていないから, 前を行く車がいくらかのろのろしていても,
イライラせずに, ゆっくりと後を付いて行け, ということなら分かります。
そういう意味なら, そう報道すれば良いことです。
ということで, 前半は未だ分からないのでもないのですが,
驚いたのは, 後半です。

> ▽自分が慣れていない地域に車で外出するときは
> 標識や信号に確実に従うなど安全運転を心がけるよう呼びかけています。

これって, 自分が慣れている地域に車で外出する時は,
標識や信号に従わない運転をしていることが
前提となっている, そう考えないと意味が通じない文章です。
富山県警察は, 自分達がまともな仕事をしないくせに,
富山県民の運転が

> 標識や信号に確実に従うなど安全運転を心がける

ようなことをしていない, つまり,
「富山の人は, 標識や信号に従わない運転をしている」,
と認識しているのです。
自分達が本来の仕事をしていないだけでも許せないのに,
県民を犯罪者扱いしているのです。
本当にこの組織は酷いです。
前々から主張しているように,
速やかに富山県警察を解体すべきです。

 さて, 富山人ではない, 私, おきゅうぼうやは,
東京都内で自動車免許を取得し,
20年前に富山に移って, 以降, 自動車運転を続けてきました。
既に20年も住んでしまっているので,
「富山人」なのかもしれませんが,
幸い(?)なことに, 富山の方は, 私のような人を「旅の人」と呼ばれます。
私はこの呼び名は好きなのですが,
嫌いな人には嫌な呼び名と思います。
それはともかく, 「旅の人」なので,
いくらか富山の運転について,
富山に慣れていない人よりは,
富山の人の運転について指摘できるかと思っております
(わかりにくい文でごめんなさい。)。
その私が, 富山県外から富山県内を運転せざるを得なくなった時に,
注意すべき事をいくつか挙げます。

(1) 停車中の車への乗り降りをする時に,
後から来る車の存在を全く意識せずに扉を開閉する人が多い。
私が富山での運転で一番危ないと思うのが,
(2)でも(3)でもなく, この(1)です。
運送業者の人の中にも, 扉開閉時に後方確認しない人がいて,
私には信じられないことです。

(2) 車線変更時のみならず, 右左折時にも方向指示器を灯さない。
これは, 運転がうまい筈のバス運転手の運転でも見られます。
赤信号で待っている前のバスが方向指示器を灯していない状況で,
信号が緑に変わったら, 方向指示器を灯し始め,
何事もなく進路を変えるのです。
バスの運転手でもそのような危険な運転をします。

(3) 夕刻に暗くなっても, 前車灯を灯さない車がほとんど。
タクシーと運送業者, そして単車を除くと,
夕刻に暗くなっても, 電灯を灯さない車が大変多いです。
自分には見えているから, 点灯させていないのだと想像しますが,
点灯が, 周りの人に自分の存在を知らせるためということを,
忘れているようなのです。

(4) 右折時に, 後続車が前の車を抜いて右折する車が時々ある。
これは, 「時々」よりも, 「しょっちゅう」かもしれません。
自分のペースで車が動かないとイライラするまでは
いくらか譲って, 理解はできるのですが,
法律を破ってまでして自分のペースを守るのは,
運転してはいけない人のやることなのですが,
そのような車は少なくありません。

(5) 時間限定一方通行の時間指定を無視する車が少なくない。
私が今住まわせてもらっている側の中央通「さんぽ〜ろ」は,
11-22時は車両進入禁止,
22-11時は, 東から西への一方通行となりますが,
進入近似時間帯に進入する車や,
逆走する車が少なくありません。

(6) 富山県警察は, 道路交通法違反があっても,
何もしないことが多いし, 何かをしても, 交通安全に貢献していない。
このブログで度々書いていることですが,
中央通「さんぽ〜ろ」には, KOBAN(こばん)の看板が出ている,
富山県警察の交番がありますが,
この交番の真ん前で時間外走行や逆走をしても,
富山県警察は何もしません。
このKOBAN(こばん)の近くにある,
路面電車通りで停車禁止時間帯に停車禁止車両を見ても,
注意するだけで, 切符を切りません。
これは, 逆の言い方をすれば,
何かあっても, 富山県警察は,
本来すべき仕事をしてくれないということです。
本来すべき仕事をしていないばかりか,
氷見冤罪事件や大泉放火殺人事件未解決など,
税金泥棒でしかない組織になっています。
なので, 富山県警察を全く信用できない, ということです。

 なので, できれば富山県外の方は,
富山県内での車運転は控えられることを願います。
どうしても富山県内で運転される必要がある場合には,
最悪の事態に備えて,
ドライブレコーダーをご用意されることをお勧めします。
富山県警察は信用できないので,
ドライブレコーダーの動画を
速やかにインターネットへ複写・公開できるようにされると,
尚良いかと思います。

[1] http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3064516411.html?t=1430739809758