[富山] 祝 志賀原子力発電所再稼働審査が当面見送られました(^O^)/2016年01月07日 22:15

 「祝」とつけるのは, 本来は, 廃炉決定の時なのですが,
このような情報が出た時には, 明るく, 暖かく, 自分の意志を表明した方が,
きっと, もっと素敵な素晴らしい未来を招くと思い,
「祝」と付けました。

 北陸電力[1]は, 未だに放射性物質拡散装置である,
原子力発電所を再稼働しようとしている,
現内閣総理大臣並みの事をしています。
今の自然科学では, 原子力発電所が,
世界にとって, 地球にとっての, 宇宙にとっての,
迷惑な存在でしかないことが理解できないのです。
その北陸電力が持っている, 志賀原子力発電所の真下には,
活断層があると判断する専門家が少なからずいて,
というよりも, 恐らく活断層ではないと判断しているのは,
北陸電力が雇っている研究者だけなのだと思いますが,
真相はともかく, そのような指摘があって以降は,
原子力発電所再稼働推進の立場である,
原子力規制委員会で, 再稼働審査を拒まれています。
石川県志賀町の地下にある活断層が,
余程酷い状況なのでしょう。

 私は, 北陸電力は,
本当は原子力発電所を廃炉にしたいのに,
何らかの事情, 圧力,
あるいは本当に理解力が足りないからかも知れませんが,
何らかの事情で, 再稼働するぞ, という立場を表明する必要があるのだと,
想像しています。でないと, youtubeに公開されている,
自分達の理解力のなさをさらけ出す状況を理解できません。

 地元報道も良くありません。
北日本新聞の記事は次のようです。[2]

> ピアレビュー会合を昨年11月に終えた志賀原発の断層問題は,
> 有識者調査団があらためて評価会合を開く異例の展開となる。
> 一定の議論の深まりが期待されるが,
> 評価会合を挟むことで,
> 再稼働の前提となる志賀2号機の安全審査の本格化が
> 一段と遅れることは避けられなくなった。

 北日本新聞も, 理解力が足りないようなので,
志賀の原子力発電所の再稼働が
「一段と遅れることは避けられなくなった」
と書いていますが, そんな後ろ向きな,
地球や宇宙にとって良くないことを推進することは,
もういい加減に止めませんか。

 ということで, 今日のブログの表題です。「祝」です。
恐らく廃炉は既定のことと信じたいのですが,
困ったのは, 石川県の更に西隣の,
「原発銀座」がある, 福井県です。
ここにも沢山の理解力が足りない人達がいて,
本当に悲しく思います(;_;)。
志賀の廃炉がきっかけで, 福井県地方に,
平和と安心と笑顔が戻ってくることを祈ります。

[1] http://www.rikuden.co.jp/
[2] http://webun.jp/item/7241837