[富山] 原子力発電所がなくても10年は電源安定供給の見込み2016年06月30日 23:19

 北陸電力の株主総会があって,
富山県知事が原子力発電所廃炉を迫らず,
相変わらず富山県民の人の命なんぞ他人事と考える
現某知事の考えがわかったのですが,
電力供給についての研究機関の予測では,
今後10年では, 原子力発電所がなくても電力の安定供給が可能,
と報告されたとのことです。[1]

 電力広域的運営推進機関という組織がそれなのですが,
地域の電力系統をまたいだ電力の使用が
円滑に行われることを目的とした中立的機関, なのだそうです。[2]

 そこの発表を元にした記事が[1]です。引用します。

> 北陸エリアでは,
> 志賀原発の運転停止が続いた想定でも,
> ピーク時の電力需要に対する供給力の余力を示す「予備率」は,
> 安定供給の目安となる8%以上を確保できる見通し。

 大変ありがたいことです。
北陸電力の社長を始め,
幹部は理解力が足りない人達が多いのですが,
この見通しについてどう考えているのでしょう?

 [1]の元情報は恐らく, 次のURIの文章と思われます。

https://www.occto.or.jp/pressrelease/2016/files/pressrelease_0629_kyoukei_bessi1.pdf

長いpdfファイル(54頁)ですが, この22ページ目を見ると,
太陽光発電の伸びが著しく,
5年後には水力発電も石油火力発電も追いぬくようですね。
原子力発電が不要なのがよくわかります。

 北陸電力には, 志賀原子力発電所の解体という,
大変な作業が待っています。
先日廃炉提案を否決した大多数の株主達は,
そのあたりをどうお考えなのでしょうか?

 私にとっては, 久しぶりに気分が明るくなる情報でした(^^)/。

[1] http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20160630304.htm
[2] http://www.sbenergy.jp/study/dictionary/303.html