おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　本来尊敬される存在であろう北陸電力は,
原子力発電所ただ1点で,
尊敬の真逆の, 全く信頼されない,
殺人・地球環境破壊組織になっています。
この北陸電力が持つ志賀(しか)原子力発電所で,
'16/09/28の大雨(最大30mm/時)によって,
6.5トンの水が建物に入り,
地下にある非常用電源室の上迄達したということです。

　地下に非常用電源室があるという段階で,
水の進入を考えていない「欠陥」建築であって,
原子力発電所再稼働推進の立場である
原子力規制委員会も,
福島の事故を全く反省していないと「ご立腹」です。

　のんびりした会社なので,
規制委員会が「ご立腹」とわかってから行動しているようで,

> 先月('16/09/28)発生した志賀原子力発電所2号機への
> 雨水流入について,
> 社内の調査チームを拡充した委員会を設置し,
> 原因の究明と再発防止策の検討を行う方針を示しました。

ということだそうです。[1: 北日本放送]

　この件で, 北陸電力社長の某は,

> 「この程度の雨で何か不都合が起こるということは
> あってはいけない話」
> 「当直全体とか, あるいは個々人まで見ていったときに,
> どうであったかということは,
> 今後しっかり検討していかないといけないのではないか」

　完全に他人事ですね。
再選された富山県知事と同じような人なのでしょう。
本当に困った社長です。
地下室に非常電源があるのが普通なのかどうかは,
私にはわかりませんが,
福島の事故を理解していれば,
まずいだろうと分かりそうなんですが...。

　この某社長には, 原子力発電所内に常勤してもらって,
何がどうなると問題が起こるのか, というあたりから,
身を持って理解してもらうしかなさそうですが,
それでもわからないかもしれません...(;_;)。

　世界中の原子力発電所の早期廃炉を求めます。　

[1] http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=12873
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063387951.html?t=1477578082961
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20161027172126
http://news.bbt.co.jp/topics_detail.phtml?Record_ID=a7fec39d98f00c784e45bc7c2d2e131e