自らの老眼の進行から思うこと。年配者の身勝手な行動の一部は, 知らずに「身勝手」になっているだけ?2016年12月05日 23:30

 アルバイト先の金沢への往復で, バスを利用することが多いです。
バス停留所で待っていると, 列をまっすぐに並べない人を時々見ます。
そのような人は, たいてい老婦人です。
最初はそのような人が老婦人なのは偶然かと思いましたが,
観察を続けていくうちに, 列にまっすぐ並べない人の多くは,
老婦人だと確信するに至りました。
もちろん, 老婦人が皆そうだ, ということではありません。

 見ていると, 列から外れる人は,
その前の人が少しだけ列から外れかかっている時です。
道には白線が描かれているのに, そちらには気が付かず,
バス停留所周辺の通行を邪魔することをしてしまうのです。

 全体の中の自分が見えていないからか,
通行を邪魔することなどどうとも思っていないからか,
理由はわかりません。
中には, そのような「少しだけ列から外れかかっている」人の後ろに
「割り込み(横入りし)」しているとしか思えない人もいました。

 悪意があっての行動なら, その人はもう「終わっている」ことでしょう。
なくなってから, 「あの世」で沢山反省してもらうしかありません。
問題は, そのような悪意がないのに,
人に迷惑をかけることをする人達です。
全体の中の自分が見えていないから, 見ようとしないから,
ということで良いのだと思うのですが,
そう思っていると, ふと, そのような人達と,
最近老眼の進行が加速している自分が
周りが見えにくくなっていることと, 重なるように感じました。
老眼なので, 老眼鏡をかけるのですが,
すると, それまで見えていた視界が変わります。
眼鏡のせいで, 「死角」ができてしまうのです。
老眼鏡をかけている時に動きまわらなければ良いだけなのですが,
いちいち外すのが面倒くさく感じることが多く,
老眼鏡をかけたまま動いてしまいます。
結果, 過去には殆どなかった,
歩行時に他人の歩行進行を妨害することが多くなってきたのです。
危ない危ない。

 老眼になると, このような弊害があります。困ったものです。
歳をとることは仕方がないのですが,
その結果, 周辺に生きる人達に迷惑を書けるようではいけません。
私がこのブログで訴えているような,
とても尊敬に値しない人に, 自分がなりつつあるのですから。
尊敬されなくても良いですが,
迷惑をかけるようなことは避けたいです。

 自分が, 上に書いた「老婦人」にならないよう,
街を歩くときには, さらなる注意が必要な歳になってしまいました(;_;)。