おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　富山県内には, 私立の小学校はないのだそうです。
南関東で育ち, 高等学校と大学・大学院を過ごした私には,
かなりびっくりする事実です。
南関東では,
公立学校の教育は信用できないと考える人や,
いじめの問題があって怖いと考える人や,
いろいろな事情と, 私立の学校へお金を出せる,
という背景があるのでしょう。
それが富山県内では, 公立中心なのです。
隣の石川県だと, 有名(なんですよね?)星稜という学校他,
私立の学校は多いようです。
なので, 富山が北陸だから, というのは, 理由にはならなさそうです。
富山県内の公立の小中学校が素晴らしいということなのでしょうか?
富山市や高岡市では, 普通教室に空調が入っていません。
どう考えても児童生徒のことを考えていないのが,
富山県内の大きな都市のようなのですが,
でも公立の小中学校へ通わせています。
自由民主党へ投票する人達の考えなのかもしれません。

　その富山県内に, 私立の中学が1つあります。
その中学(高等学校との一貫学校)が,
小学校を造るのだそうです。
否, 造ることを決めたのですが,
そこで問題が発生しました
(造ることが決まるときに, 住民との問題が発生しました。)。[1]

　この学校は, 受験予備校から始まっているので,
進学校として富山県内では認識されています。
小学校から進学校教育を始めるということなのでしょう。

　私立の学校には, それぞれの設置理由があります。
そして, 住民との問題があったものの,
最終的には合意して学校を造るということになったようですが,
なんと, 開学を1年延期するということになりました。
そして, その理由が, 地元の市とこの学校との,
意見の相違にある, ということのようです。[2]

> 校舎用地の受け渡しを巡り,
> 学校法人片山(かたやま)学園(富山市)と
> 射水(いみず)市で意見が食い違っている。
> 学園側は「用地を更地にする市の工事の遅れが原因」と憤る。
> 一方の市側は「建設には支障が出ないよう配慮した」と反論。
> 来春の開校は実現しなかったが,
> 市の対応には問題がなかったとの主張だ。

　大丈夫なのでしょうか?
どこかの現内閣総理大臣のお友達の私立学校は,
獣医学部設置延期で学校そのものが経営破綻,
という情報がインターネットでは流れています。
この富山県内の学校はそのような心配はないようですが,
それにしては, おかしくありませんか?
更地にするなどの, 土地受け渡しについて,
計画段階や, 工事進捗状況の報告というのはないものなのでしょうか?

　学校と市の間に, 信頼関係はなさそうです。
そんなところに小学校を開校して,
児童や教職員は大丈夫なのでしょうかね?

　ちなみにこの小学校は, [2]を読むと,
英語と躾教育に力を注ぐとのことです。
もしそうなら, ぜひ, 電車通学している富山県内のどこかの小学校の
ばかたれを再生しないよう, 人前で振る舞う時の最低限の躾を
身につけてほしいと思うのですが,
ううん, 多分そのような躾は, 小学校教育ではなく,
家庭の教育や環境が大いに影響することでしょう。
富山県内で電車通学するばかたれ小学校
(それにしても, 電車の駅や車両の中を走り回る,
危険で迷惑で, ばか丸出しの小学生は,
一体どこの小学校なのでしょうか。
通っている児童の家庭環境は, 酷いのだと想像します。)
本気で躾教育をされるのであれば,
家庭の躾教育から始める必要があるでしょう。
いくら私立とは言え, それは大変すぎるような気がします。

　ともあれ, 富山県内には多くの破壊志向の,
自由民主党へ投票する方がいます。
その人達に染まらない子供達が増えれば良いかなあと。
この学校が自由民主党支持なら, 無理な注文ですね(^^;。

[1] http://www.freenavi.co.jp/article/6885
元は富山テレビの記事のようでしたが, 見つかりません。
http://www.katayamagakuen.jp/siteItems/pdf/syotoukaKiji.pdf
学校側は, 北日本新聞の記事を
そのまま複写したpdfを公開しています。

[2] http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2017081802100010.html