おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　政治というのは,
本来は, 生活を脅かす存在, つまり, 「敵」が存在している場合は,
その「敵」にどう立ち向かうのかを考え,
規則をつくり, それを守るための制度だということです。
「敵」が存在しない場合は,
「敵」ができないようにしつつ,
生活を良い方向へ持っていくための制度となるでしょうが,
現実には自然災害があり,
「敵」が存在しないことはありません。
自然災害という「敵」がいる以上は,
政治は必要な制度だろうと私は考えます。

　今の日本列島では, 自然災害による被害が続いている
(今の雪が少ない状況も自然災害と言えるかも知れません)のに,
原子力発電所という, 今の人間では全く制御できない物を,
福島での爆発があっても尚欲しい人が,
ここ富山にはすくなくありません。
現富山県知事もそちら側の人です。
ですので, 次の知事選挙に立候補することは,
私の中ではありえないことです。
立候補する資格すら無いと言えるでしょう。
ですが, 立候補するようです。[1]
立候補するのはご自由ですが,
あなたは「あちら側」の方です。
あなたに, 支払った県税の使いみちを決められた精神的な苦痛を,
あなたは決して理解できないでしょう。
なので, 立候補は辞めてほしいですね。

　この人にとっての「敵」は,
富山県の産業を衰退化させることのようです。
それは, 原子力発電という, 地球の生態系を破壊する
存在を否定してからの課題と言えます。
それはともかく,

> (富山)県の主力産業である医薬品の生産額を
> 5年から10年以内に1兆円にすること

これは, 一見産業の振興をうたっているように思えますが,
薬の生産ということは,
どんどん不健康な人を
世の中に送り出すことが必要条件となります。
私はそれは反対です。
今の医薬品の生産額を知らないのですが,
この表現から察するに, 1兆円に抑える, ではなく,
1兆円を超えるまでに高くしよう, ということでしょう。
私はこの人の方針に賛成できません。
まあ, そもそもが「あちら側」の人なのでしょうから,
富山の, 日本の, 地球の人のためのことは,
基本的にやらないはずですので。

　先日の京都市長選挙のときのように,
れいわ新選組と日本共産党の推薦の,
「あちら側」ではない人が知事になることを節に望みます。
大多数が破壊志向である富山では,
大変厳しいでしょう。
今の日本国政府を見ても,
恐らくは多くの富山の有権者は,
良いことをしている, 野党よりはまし, のような,
破壊志向でしょうから(;_;)。

[1] https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200220/3060003784.html