[富山] 市長発言は間違っています。今の地方政治の制度では, 数10年後の市民の利益を考えた政策はとれません。 ― 2015年09月22日 22:10
読売新聞地域版(ウェブ)に,
> 富山市まちづくり 「不満」4割
という表題の記事がありました。[1]
現('15/09/22現在)富山市長が掲げて, 実行している,
「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」[2]の政策に対して,
無作為抽出した18歳以上の市民6000人を調査して,
2349人得られた回答をまとめた[3]報告書に基づいて
記事を作成したようです。
[3]のファイルは100頁を超える大きなものですが,
中身はほぼアンケート結果なので, こちらから引用するのはやめ,
長くなりますが[1]から引用します。
> 施策の満足度では、「満足」と「ほぼ満足」を合わせ,
> 満足と答えた割合で最も多かったのは
> 「快適な生活環境づくり」
> (上下水道, 動物愛護, 地域の環境美化, 墓地・斎場整備など)で
> 31.7%だった。
>
> これに対し, 「不満」と「やや不満」を合わせて
> 不満を示した割合のトップは,
> 「拠点を結ぶ交通体系の再構築」
> (公共交通の利便性の向上など)44.6%で,
> 「にぎわいと交流の都市空間の整備・充実」
> (富山駅周辺, 中心市街地の整備など)42.5%,
> 「歩いて暮らせるまちづくりの推進」
> (コンパクトなまちの実現, 公共交通の活用など)39.8%
> などが続いた。
[1]
だったのだそうです。
富山市はとても広い面積ですが,
人口密集地域と過疎地域とでは差が激しいので,
全体の数値だけを見てもあまり意味がないでしょう。
そのあたりは[3]を読んでいったら書いてあるようですが,
あまりにも長いので読んでいません(^^;。
Googleで検索すると, 富山市の試みは素晴らしい,
のような記事[4]が見つかるのですが,
実際に街中に住んでいる私からすると,
このブログをお読みの方はすぐにお分かりのように,
コンパクトな街の実現を売りにしたい現市長の狙いは,
外れている, という印象を受けます。
長期的な政策だから, しかたがないのでしょう,
と言っても良いのでしょうが, しかし, 今のあの,
瓦礫焼却灰埋め立て反対を訴えた市民を刑事告発するような,
自分がやっていることを理解力が足りない人に,
長期政策を委ねるようなことは, 富山市が不幸になるだけです。
なのに, そのような理解力が足りないあの市長は,
> コンパクトシティー政策に不満を示す市民の割合が
> 4割前後に上っている現状について,
> 現市長は「7割ぐらいの人が郊外に住んでいるという意味では,
> 予想以上の人が(政策を)理解している」との見方を示し,
> 「目指すのは数十年後の市民の利益なので,
> きちんと説得していくしかない」と話している。
と, 現内閣総理大臣や現富山県知事と同様,
富山市民の理解力が足りないから,
今後も理解ができるよう説得する,
というお考えのようです。
どうして, 市民, 県民, 国民が,
おかしなことを理解しているから不満を感じていることが,
理解できないのでしょうか?
いつも, この類の行政長の発言には,
呆れてしまいます。理解力が足りないのは,
あなたたちである可能性が高いのです。
現市長は, まだまだ市長をやりたいようです。困ったものです。
どなたか身近な方が, 彼には市長をやる人ではないことを
お伝えされることを願います。
彼の理解力だと, 理解は困難である可能性は高いでしょうが,
> きちんと説得していくしかない
と, 私は思います。
と, ここまで書いて, アサブロへ転送してから,
表題と内容が合っていないことに気が付きました(^^;。
表題で言いたかったのは,
市長選挙で, 数10年の政策が継続することを想定して,
市長を選んでいない,
というよりも, 制度的に有り得ない, ということです。
数10年市長であり続ける前提の発言は,
勘弁して下さい, 速やかに, もうお辞め下さい,
そのような事を書きたかったので,
今, 追記します。
[1] http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20150921-OYTNT50002.html
[2] http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/pr/mag/141205/pages/2.html
[3] pdfファイルです。とても大きなファイルです。
http://www.city.toyama.toyama.jp/data/open/cnt/3/2898/1/ishiki22.pdf
[4] たとえば, 政府の頁です。
http://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/201506/201506_02_jp.html
> 富山市まちづくり 「不満」4割
という表題の記事がありました。[1]
現('15/09/22現在)富山市長が掲げて, 実行している,
「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」[2]の政策に対して,
無作為抽出した18歳以上の市民6000人を調査して,
2349人得られた回答をまとめた[3]報告書に基づいて
記事を作成したようです。
[3]のファイルは100頁を超える大きなものですが,
中身はほぼアンケート結果なので, こちらから引用するのはやめ,
長くなりますが[1]から引用します。
> 施策の満足度では、「満足」と「ほぼ満足」を合わせ,
> 満足と答えた割合で最も多かったのは
> 「快適な生活環境づくり」
> (上下水道, 動物愛護, 地域の環境美化, 墓地・斎場整備など)で
> 31.7%だった。
>
> これに対し, 「不満」と「やや不満」を合わせて
> 不満を示した割合のトップは,
> 「拠点を結ぶ交通体系の再構築」
> (公共交通の利便性の向上など)44.6%で,
> 「にぎわいと交流の都市空間の整備・充実」
> (富山駅周辺, 中心市街地の整備など)42.5%,
> 「歩いて暮らせるまちづくりの推進」
> (コンパクトなまちの実現, 公共交通の活用など)39.8%
> などが続いた。
[1]
だったのだそうです。
富山市はとても広い面積ですが,
人口密集地域と過疎地域とでは差が激しいので,
全体の数値だけを見てもあまり意味がないでしょう。
そのあたりは[3]を読んでいったら書いてあるようですが,
あまりにも長いので読んでいません(^^;。
Googleで検索すると, 富山市の試みは素晴らしい,
のような記事[4]が見つかるのですが,
実際に街中に住んでいる私からすると,
このブログをお読みの方はすぐにお分かりのように,
コンパクトな街の実現を売りにしたい現市長の狙いは,
外れている, という印象を受けます。
長期的な政策だから, しかたがないのでしょう,
と言っても良いのでしょうが, しかし, 今のあの,
瓦礫焼却灰埋め立て反対を訴えた市民を刑事告発するような,
自分がやっていることを理解力が足りない人に,
長期政策を委ねるようなことは, 富山市が不幸になるだけです。
なのに, そのような理解力が足りないあの市長は,
> コンパクトシティー政策に不満を示す市民の割合が
> 4割前後に上っている現状について,
> 現市長は「7割ぐらいの人が郊外に住んでいるという意味では,
> 予想以上の人が(政策を)理解している」との見方を示し,
> 「目指すのは数十年後の市民の利益なので,
> きちんと説得していくしかない」と話している。
と, 現内閣総理大臣や現富山県知事と同様,
富山市民の理解力が足りないから,
今後も理解ができるよう説得する,
というお考えのようです。
どうして, 市民, 県民, 国民が,
おかしなことを理解しているから不満を感じていることが,
理解できないのでしょうか?
いつも, この類の行政長の発言には,
呆れてしまいます。理解力が足りないのは,
あなたたちである可能性が高いのです。
現市長は, まだまだ市長をやりたいようです。困ったものです。
どなたか身近な方が, 彼には市長をやる人ではないことを
お伝えされることを願います。
彼の理解力だと, 理解は困難である可能性は高いでしょうが,
> きちんと説得していくしかない
と, 私は思います。
と, ここまで書いて, アサブロへ転送してから,
表題と内容が合っていないことに気が付きました(^^;。
表題で言いたかったのは,
市長選挙で, 数10年の政策が継続することを想定して,
市長を選んでいない,
というよりも, 制度的に有り得ない, ということです。
数10年市長であり続ける前提の発言は,
勘弁して下さい, 速やかに, もうお辞め下さい,
そのような事を書きたかったので,
今, 追記します。
[1] http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20150921-OYTNT50002.html
[2] http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/pr/mag/141205/pages/2.html
[3] pdfファイルです。とても大きなファイルです。
http://www.city.toyama.toyama.jp/data/open/cnt/3/2898/1/ishiki22.pdf
[4] たとえば, 政府の頁です。
http://www.gov-online.go.jp/eng/publicity/book/hlj/html/201506/201506_02_jp.html
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