[富山と金沢] 墓の前に灯籠?? 石川の風習でしょうか?2015年08月16日 22:09

 私は日本国籍をもっていますが, 琉球弧奄美の者なので
(と言っても, 生まれも育ちも琉球弧奄美ではなく, 日本ですが),
日本語を話し, 日本で生きているにもかかわらず,
日本と奄美の両方の風習を知りません。
逆だと面白かったかも知れませんが,
両方を知らないで生きてきました。
この盆の時期に「帰省」することもありません。
父母が生きている「実家」は, 父母が今生きている処に過ぎないのです。
私は何日か滞在したことがあるだけ。
日本でも同じです。
今すんでいる富山でも, 実はあまり日本の風習に触れることはありません。
相棒(妻)も墓参りすることがないからでしょう。

 ということで, 今年度からほぼ毎日通っている金沢の街を見ていたら,
???という光景を目にしました。
墓の周りに棒を数本立てて, 囲いのような物を組み,
そこに灯籠(?)のような物をつるしてあるのです。
みていると, 一気に組み上げるのではなく,
1日に少しずつ組み上げていました。
なので, 最初は墓石の周りに棒が組まれただけ。
妙な光景でした。
あれは何なのでしょうか?

 富山へ戻ると, 「おしょうらい(御招霊)」を初めて見ました。
wikipedia[1]を読むと, 浄土真宗信者で多いとか。
浄土真宗と言われても私は分かりません(^^;。

 先祖がこの世にやって来るのが今だとしたら,
どのような気持ちで今の世界を見ているのでしょうか?
今の世界を見て, 素晴らしい, と思われる世界なのでしょうか?

[1] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E6%8B%9B%E9%9C%8A