初めての, 大学院生対象の授業2011年10月26日 20:46

 某大学大学院で, これから10コマ程の講義
(厳密には, ワークショップ)を担当することになりました。
昨年(2010年)3月に某高等教育機関を辞めてから,
学術の世界には戻れないと思っていたのですが
(自分としては, 学術の世界を嫌っているわけではないのですが),
某大学の某お方のおかげで
(某ばかりで申し訳ない),
今年(2011年)前期は, 学部の非常勤講師をさせてもらい,
そして後期は, 大学院のワークショップ担当となりました。
10月から始めているアルバイトは週5日で,
今回のワークショップは週1日なので,
計, 週6日働くことになりました。
体を使い, その休みには頭を使う,
という日が続くことになりました。
心身がもつかどうか, やや心配です。
アルバイトを週5日ではなく, 4日にするようお願いしているのですが...。
ワークショップの内容は,
英語による発表準備と発表の実力を養う, というものです。

 今日はその初日でした。数名の大学院生が対象で,
院生(大学院の学生を, 「院生」と呼びます)の学力が
分からない状況でのワークショップでしたが,
おかげで, 出席院生の学力がおおよそ分かりました。
私が院生だった時と比べてしまいますが,
今回ワークショップに参加している院生は,
あまり英語論文を読んでいないようです。
英語論文を読まされる(?)行事である「雑誌会」は,
各人年2回程割り当てられているものの,
その時以外は, 英語論文を読むことはないようです。
これでは, 英語に接する時間が短か過ぎで,
英語による発表をするための基礎英語力はつかないでしょう。
ということで, 英語論文を読む頻度を高くするよう指示しました。

 英語は, 日頃使わない言語なので,
だから, 無理矢理にでも日頃使うようにするしか,
慣れる方法はないのです。
学生, 院生は, そのような訓練をする時間を, 堂々ともてます。
院を修了後も, 理工系で生きていくのであれば,
今のうちから英語に慣れて欲しいものです。

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