疣(いぼ)治療で, 指が痛いです(;_;)2011年12月26日 20:56

 1月以上前から, 指の疣(いぼ)の治療を受けています。
通っている医院では, 液体窒素を疣にあてて,
皮膚細胞上の菌だけでなく, 皮膚も壊死させて,
疣をとる方法を採用されています。(*1)
今日で, 液体窒素をかけられたのが3回目になります。
この指の箇所は, 私が記憶する限り,
少なくとも10年以上前から時折疣ができていた箇所ですので,
疣が長く私と共存してきたものと思われ,
なので, 根治に時間がかかるのかも知れません。

 液体窒素は, 化学屋(一応「現役」でいるつもりです(^^;)の私は,
時々お世話になりました。
辞めた高等教育機関では,
中学生対象の自然科学の授業のような行事では,
よく使わせてもらいました。
超伝導材料のMeißner-Ochsenfeld効果 「マイスナー効果」(*2)を
見せたり, 酸素を液化して,
その青い色や, 磁石に付く現象(*3)を見せたりしました。
しかし, 中学生対象のそのような実験は,
見られる現象・変化が地味らしいので,
行事の最後に, バナナを液体窒素で凍らせて,
バナナで釘を打つ実験で締めていました。
多くの中学生には, マイスナー効果よりも,
バナナで釘を打つ方が面白いようです。

 閑話休題。疣がある箇所に液体窒素をあてられると,
あたった細胞が壊死します。痛いのです。
直径8 mm位の円位の部分に液体窒素があてられました。
とてもずきずきします。過去の経緯では,
このずきずき状態が数日続き,
痛みが和らいで, 更に2週間位すると,
液体窒素をかけられたところがかさぶたになり,
3週間目位でかさぶたがとれます。
液体窒素をかけられるのは嫌なので,
今回の治療で, もう終わって欲しいです。

-----
(*1) 疣のWikipediaのURIは次の通り。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%BC

(*2) Meißner-Ochsenfeld効果のWikipediaのURIは次の通り。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%8A%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C
着目している物が, それへ入ってくる磁場を遮断します。
なので, 磁石が近づこうとすると, それに反撥(はんぱつ)します。
N極とS極が反撥することに似ていますが,
それとの違いは, N極にもS極にも反撥するという点です。
中学生だけでなく, 高校生にも, 難しいでしょう。

(*3) 酸素の基本物性に関するWikipediaのURIは次の通り。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E7%B4%A0
液体の酸素は青色をしていて, 磁石にくっつきます。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
次の欄にokyuu_booyaとお書き下さい。
Please enter "okyuu_booya"

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2011/12/26/6263129/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。