奈良観光 大仏と千手観音とのご対面2014年03月22日 23:09

 昨日('14/03/21), 相棒と共に, 所用で奈良へ行ったのですが,
1泊させてもらい, 奈良観光をしました。
奈良市内の観光は, 私は恐らく, 約40年振りです。
生まれは大阪だったので,
多分幼少期に奈良へ行っているはずなのですが,
記憶がないので, 私の記憶違いかもしれません。
高等学校の修学旅行の時には,
橿原(かしはら)神宮の方へ行ったので,
奈良市内は, 行っていない, 筈です。
実は, 修学旅行時に「お水取り」[1]を見たはずなので,
ということは, 東大寺の二月堂へ行っているはずなのですが,
その時の記憶は,
○夜にバスか宿からどこかへ移動,
○松明(たいまつ)が移動しているのを見た,
○「お水取り」の意味を知らないので,
それが東大寺だったことを知ったのは,
修学旅行が終わって20年後位のこと(^^;。
という状況でした。ということで,
東大寺二月堂だけは, 約30年振りと言うことになります。

 東大寺が見えた辺りから, 大きな南大門, 大きな大仏殿に
驚きました。一体どんな巨木を切ったのか?
どれだけの人を使ったのか,
と, どうしても, 「そんなことをしなくても良かったのでは」,
という考えから, 建造物を見てしまうのが,
私の悪いところです(^^;。

大仏を見ました。ううん, 大きい(^^;。
前に見たのかなあ? 教科書で見たかなあ?
全く覚えていないです。ですが, 大きいですね。

 仏像がたくさんあります。
寺へ行くと, 仏像が幾つもあるのは当たり前なのでしょうが,
仏陀の像なら, 一種類で十分だろう,
なぜ守護神やら仏陀の弟子が奉られているのだろう,
と考えてしまう私には,
多過ぎる仏像を前に, 思考が止まってしまいます。
私の仏教の知識がなさ過ぎることが原因なのでしょう。
あれれ, 前世は坊主だったと言われた私なんですが(^^;;;。

 興福寺へも行きました。千手観音と五重塔があるところ。
ここも多数の仏像とご対面。なんでこんなに種類があるの(^^;。
中には, 像が落語家のように見える僧らしい物もありました。

 千手観音って, あんなに大きいのですね。
私はせいぜい身長1メートル位の像を想像していたので,
実物を見て驚きました。
なにやらいっぱい物を持っています。

 仏像って, インドの神か何かの像だと思っていたのですが,
どうみても日本人か中国人のような, 東アジアの表情。
仏像って, いったい何なのでしょう(^^;。
そのような思いで, 興福寺を後にしました。

 奈良の観光客には, 非日本語話者が多数おりました。
日本語話者よりも多かったようです。
中国語, 英語, フランス語, 知らない言葉が聞かれました。
古都奈良って, すごいですね。
東大寺や興福寺を建てるために倒された木々も,
1000年経って, 観光客が多数やって来る姿を見て,
安心されているならありがたいのですが...。

 いやあ, それにしても, 奈良の観光客の数には驚きました。
金沢には, あんなには外国の方はいらっしゃらないような。
富山? 街中では殆ど見ないですね。
奈良の景色は, どうということはないように思えます。
いにしえの豪族達がやった無茶が,
観光地にしているのは, 喜んで良いことなんでしょうかね(^^;。
まあ, 多くの人達が一所に集まるのは
悪いことではないように思います。
仲良く生きていけるのであれば, 良しとしましょう。

 ということを感じさせてくれた奈良観光でした。

[1] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E6%B0%B4%E5%8F%96%E3%82%8A
実は, 今このwikipediaの説明を読んでも,
「お水取り」の意味が分かっておりません(^^;