おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　お世話になっているロイヤルプリンセスで紹介があった,
「蘇生」という映画[1]を見てきました。
この映画の公式ウェブサイトは, [2]のURIになります。
比嘉照夫氏はEMで有名な方,
飯山一郎氏のウェブサイトはいつも見ていて,
船瀬俊介氏は「買ってはいけない」から記事を読んでいる人,
ということで, どのようなご主張なのか,
大方予想が付くかなあと思いつつ, 見てみました。
光合成菌や元素変換の話は知っていましたが,
既に取り込んでしまって骨や歯になったストロンチウムには,
恐らく効果がないのでしょうが,
食べる前, 吸引する前に菌に頑張ってもらえば,
被曝による実害が大幅に減らせるようになるのだ,
という認識になれたのは, 私には大いに良い情報・刺戟になりました。
あの福島の原子力発電所爆発は,
微生物による放射性元素の変換を促させ,
「蘇生」に持っていくために,
必然的に起こった, と迄は考えてはいませんが,
現代を生きている全生命体に対する,
微生物の存在意義を理解させる材料にはなっているように思います。
福島のあの事故が無くても, 現代の日本の農業は,
農薬漬け, 除草剤漬け, 肥料漬けと言って良いようなので,
結局何でも除菌することによって,
同じ結果に至るような気もしました。

　映画については, 不満がいくつかありました。
後半は, EMの実績紹介が中心になっているような内容で,
EMの宣伝のようにも受け取れるものでした。
もっと違うことを訴えるべきと思いました。
同じく, この映画を見た相棒(妻)によれば,
多数の菌を混ぜる場面の意味が分からなかった, ということでした。
確かに, EMが, 複数の有用菌の集合体であることを知らなければ,
あの場面の意味は, 単に「かさまし」した液体を植物に振りまいていただけ,
ということになるでしょう。
あとは, 東京の日本橋での内容ですね

　他には, 胃酸(塩酸)による変性・死滅を防ぐため,
食事の終わりの方で発酵食品を食べる方が良い, というのは,
言われたら理解できますが, 気が付いていなかったことでした。
比嘉照夫氏が, EMに着手された経緯も知り, 面白かったです。
飯山一郎氏の声が想像よりも「格好良い」(?)ことや,
船瀬俊介氏が, 故・小田実氏のような,
乱暴口調での断定表現で, 不愉快だったこと,
等々, 細かいこともありましたが,
総じて, とても良い物を見られたと思っております。

　映画制作の監督さん, 上映してくれた方々に感謝します。

[1] http://healing-rp.com/staffblog/6%E6%9C%8814%E6%97%A5%E4%B8%8A%E6%98%A0%E4%BC%9Ain%E5%AF%8C%E5%B1%B1/

[2] http://officetetsushiratori.com/sosei/index.php