おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　大学院を修了後, 1995年4月に富山の某高等教育機関で就職しました。
昨日('15/03/31)で20年になり, 21年目となりました。
当初は, 5年位したら次の職場へ移る
(理系研究者には, よくあること)つもりでいたのですが,
研究・教育者として生きていくことができない心身状況となり,
15年で辞職してしまうとは, 20年前の私は想像していなかったでしょう(;_;)。
そして, 稼ぐという考えが欠落し, また,
15年で辞職することなど全く考えていなかったため,
給料を研究・教育活動に投入(本当は良くなかったのですが)して,
貯金をしてこなかったため,
今は収入が少なく, 欲しい物を思うように買えない生活が続いております。

　20年経っても, 富山語を喋ることはありません。
相棒(妻)が私と東京語で話してくれているからでしょう。
富山語を話す必要がないからです。
時々分からない言葉(相棒が東京語だと思っている富山語)は
出てきますが(^^;。
私にとっては, 「地元」は地球であり,
日本の一部地域に特化した言葉を使うことに,
無意識に抵抗があるのかも知れません。
そのような考えがあるためか, 富山に来て,
相棒である妻以外に, 心を開いて話す人もおりません。
って, 相棒以外に, 心を開ける人って, いないですね(;_;)。
ありがたいことです。私が富山へ来た理由の1つは,
この相棒と出会うことにあったのでしょう。

　仕事を辞めてからも富山にいるのは,
私には, 他に特に行くところがない, ということがあります。
富山は, 相棒がいる限りは, 住んでいて住み良い場所です。
相棒がいれば, どこへ行っても良い, ということになります。
実は, 2015年度は, 富山市内での職場がほぼ0になりました(;_;)。
なので, 富山市内にいる必然性がないのです。
ただ, 引っ越すお金がないことや,
今年度仕事を下さる組織が, 今後も仕事を下さるという保証もないので,
少なくとも今年度は, 富山市内から離れることはないでしょう。

　私にとっては, 21年目の富山(市)です。よろしくお願いします。