おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　東京都民ではなくなって20年近くになります。
人混みが嫌で,
そして, いつか大きな災害が起こるだろう, その時,
あの過密都市では, まともに生きられないだろうと, 考え,
就職を機に, 長年住んでいた南関東を脱出しました。
住んでいた南関東の住まい(全て借家やアパート)は,
未確認の1つを除き, 1つ以外はなくなっております(^^;。
それはともかく,
福島からの放射能による汚染が継続しているこの地域に
住み続ける事は, 私には有り得ないことなのですが,
福島の原子力発電所は, 主に東京都民のための電源だったので,
放射能が東京へ飛んでくるのは,
仕方がないことなのかも知れません。

　その東京都の知事は, とてもまともな人間とは言えない小説家が
ずっと務めていて, この段階で東京都民の多数の考え方に
問題があるとは思っておりましたが,
その小説家の元で副知事をしてた人物が当選したのに,
お金の問題で辞職しました。
そのような人が立候補することも,
そのような人に投票することも,
どちらもどちらのような気がしています。
それに, もう20年近く東京都民ではないので,
私には関係ないことだったのですが,
それはともかく,
どういう訳か, 原子力発電所の是非が
争点になりそうということになってきています。[1]
細川護煕氏がどのような人物なのか,
日本新党ができた時からの彼の報道に疑問があり
(マスコミが彼を担ぎ出した印象がとても大きかった),
実際に, 自由民主党を野党にしたのは良かったものの,
また自由民主党に政権を戻したのは大失敗で,
先の民主党の変化と通じるところがあるのかも知れません。
その辺りはともかく,
細川護煕氏に小泉純一郎氏という,
日本を本当にぶっ壊して, 被曝させ続ける元を作った人物が,
協力しているようです。
まともに考えたら, このような人達こそ福島へ行って,
廃炉作業を進めるべきと思うのですが,
もう小泉氏も72歳なのですね。役に立てないでしょう。

　原子力発電所廃炉の主張は, 当たり前のことで,
そんなことが争点になる段階で,
東京都民は残念な存在だと言えます。
廃炉に, 選挙なんぞする必要はないのですが,
それはともかく,
そもそも東京都知事に原子力発電所廃炉の決定権はないのでは,
という疑問は, どうなるのでしょうか。

　東京を脱出してもうそろそろ20年住むことになる富山には,
北陸電力という, 未だに原子力発電所を稼働しないと経営が
うまくいかないという, どうしようもない会社の本社があります。
経営責任者が速やかに辞任し,
原子力発電所の廃炉を進めるべきなのに,
断層調査なる, 無意味なことをやって,
再稼働させるという, 信じられないことをやる会社なのです。
富山県知事は,
そのような会社に大きな影響力を持っているはずです。
ですが現知事は, これも残念なことに,
廃炉を考えられない, 迷惑な人です。
この人は, 富山県警察の不祥事も放置している点で,
犯罪者と言っても, 言い足りない人です。
犯罪者と言われないよう,
きちんと物事を考えて, 廃炉に向けてこの知事が動き出したなら,
前言撤回し, 全力で支持するのですが...。

　富山の人達の多くは,
この知事を支持していますので,
大変悲しいですが,
北陸電力の原子力発電所再稼働方針は,
変わらないのでしょう。

[1] http://gendai.net/articles/view/news/147163