[富山街中] 煙草を吸うためにバス停の待合室に入って, 煙草を吸って, 吸い終わったら, バスに乗らずに去っていった中年男性を見て, 私は何を思えば良いのでしょうか?2014年04月16日 23:33

 公共交通機関に乗るようになると,
車と違って, 乗り物がやってくるまで待つ時間ができます。
私は携帯電話の電波が嫌なので,
スマートフォンの類は持っていないので,
このような時には, ぽけーっと街の様子を見ることになります。
新しい店, 美味しそうな匂い, かわいい女子学生達(^^;には,
にこっとしますが(ちょっと危ないおっさんですね(^^;),
ぽけーっとしている時には,
そのような時よりも, 見ていて腹が立つことの方が多いのは,
私の性格に問題があって,
そのような光景を自ら招いているからなのかもしれません。
滅茶苦茶な運転をする車,
そこに止めては迷惑なのに客を降ろすタクシー,
そこに止めては迷惑なのに止める自転車,
そのような存在を, 自ら引き寄せてしまうのは,
「不徳の致すところ」なのでしょう(;_;)。
でも, 今日は, 怒るよりも, 哀れな光景を見ました。
それが表題です。
バスが来るのを待つために, 待合室に1人で立っていたら,
私より年輩と思われる(60代くらい?)の男が, 座りました。
と, 煙草を吸い始めました。吸い殻入れはありません。
というか, 今時煙草をバス停の待合室で吸う人がいるんだ,
と驚きました。
すぐに待合室を出たのですが, 煙がどんどんやってくるので,
煙の臭いが大嫌いで, 気分が悪くなる私は,
待合室から離れてバスを待つことにしました。

 その男は, 煙草を1本吸ったら,
何事もなかったかのように, バス停を後にしたのでした...。
煙草を吸うための席として, バス停の待合室を使ったようです。
私は最初とても怒っていたのですが,
そのうち, 私よりも年上なのに, 困った人だ,
そして, この人は何を考えているのだろう,
そして最後に, なんだかとても悲しくなりました。
自分の心が世の中に映し出されているらしいので,
私の心の中に, あの男のようなことをする自分がいるのでしょう。
とても嫌なのですが, 認めないといけないのでしょうね。

 そんな事を思いながら, 再びバスの待合所に戻り,
やってきたバスに乗ったのでした。

 それでも, 車に乗って,
制限速度を超えた速度で,
後からやってくる車にびくびく, そしていらいらするよりは
この喫煙する男の存在は, 遙かにましかなあ,
と, このブログを書きながら思いました。