観光で鉄道を維持することの難しさ2012年12月31日 20:58

 今住んでいる富山県の隣の石川県にある,
のと鉄道についてのウェブ記事がありました。[1]
のと鉄道[2]は, 元々国鉄の鉄道で,
今も線路は旧国鉄のものだそうです。[3]
[1]の記事によれば,
> 今年度4~12月の観光ツアー客が
> 30日までに, 3万人を突破した。
> 過去最多だった昨年度の1万8772人を大幅に超え
たのだそうです。倍近く増えたことになっています。
その理由として,
> 「能登の里山里海」の世界農業遺産認定を受け,
> 能登全域の観光地と連携した商品提案や
> モニターツアー実施などの営業活動が,
> 首都圏, 関西, 東海などの大手旅行会社を
> 引き付けたとみている。
多分「惹き付け」の誤りと思いますが, それはともかく,
「能登の里山里海」の認定とは,
私が2年にわたって学んでいる,
木村秋則氏の自然栽培実践塾の話も折り込みらしい,
自然を生かした農業の世界農業遺産認定のことです。[4]

 なんだか, とても地味な気がするのですが,
そのような努力がないと,
地方の鉄道は生きていけないということなのでしょうか?
逆に, そのような努力があれば,
鉄道はうまくやっていける, と言うことなのかも知れませんが。
ちなみに,
> 同社の名物ガイド山崎研一さんの解説付きツアーが
> 浸透したことも背景にあるという。
とあるのですが, この山崎研一氏については,
NHK金沢放送局のウェブサイトで紹介されています。[5]
念のため, 受信料を払う必要はありません(^^;。

 尚, 富山市中心部からからここへ行こうとする時,
多分鉄道を使う人はいないでしょう。
いったん金沢の近くの津幡迄行かないと,
この鉄道には乗れません。
恐らく多くの人は, 車で行くことになるでしょう。



[1] http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20121231105.htm
[2] http://www.nototetsu.co.jp/
[3] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%A8%E9%89%84%E9%81%93
[4] http://www.satoyama-satoumi.jp/
[5] http://www.nhk.or.jp/kanazawa/program/001/gimon/2011/12-02-07.html

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