[富山街中] ピアゴ富山西町店に, ナチュラル純水販売機が設置されました。 ― 2014年04月27日 21:02
15年勤めた職場は, 富山市内だというのに,
蛇口から出る水には, 錆やらカルシウムイオンやらが大量に入っていて,
そのまま飲めない水でした。
富山市水道局の水は, 「モンドセレクション」金賞受賞という,
全く意味がない賞を受賞していますが, [1]
あの職場の水は, 恐らく富山市水道局の水ではなかったのでしょう。
そんな状況で, 水道蛇口に純水器を取り付けて,
多分5年位水を飲んでいたのですが,
某超級市場(スーパーマーケット)が,
とても怪しい(^^;濾過剤を通した水を,
水タンクを買えば以降は無料で汲めるというサービスを始めたので,
それに切り替えていました。
その超級市場へは, 職場を辞めて,
水を汲み必要がなくなった事と,
ある事情により, 行かないようになったため,
水を汲む事はしなくなっていました。
しかし, もうすぐ移って1年になる今の住まいは,
20年以上前に立てられた建物で,
恐らく水道は, その当時の物が使われています。
水が入っているタンクの中って, 時々洗っているのでしょうかね?
分かりません(;_;)。
気にはなっていたのですが, そのまま水道水を飲んでいました。
そんな時に, ふと入ったピアゴ富山西町店[2]で,
「ナチュラル純水」の自動販売機設置, という案内があって,
UCSカード[3]を持っていると,
水タンク代だけ払ったら, 以降は, 無料で水を汲めるという,
前に通っていた某超級市場と同様なサービスを始めた,
ということでした。
前の超級市場では, 水タンクを買ったら誰でも水を汲めましたが,
ピアゴ富山西町店では, USCカードを通さないと, 30円が必要です。
私はたまたま昨年, USCカードを作っていたので,
この「ナチュラル純水」を頂く事にしました。
飲むと, あれれ, 口当たりが軽いですね。
水道水がどんな状況なのか分かりませんが,
この「ナチュラル純水」は, 私(と, 相棒のとりほ)が受けた印象は,
良い感じの水です。
この水でご飯を炊いてみました。
あれれ, いつもよりも甘く感じているような(^^;。
この「ナチュラル純水」ですが,
化学屋の私が調べないで水を買うのは変なんですが,
店員からは, 逆浸透膜を使っていると分かったので,
なら大丈夫だろう, ということで, 買ってみたのでした。
前の某超級市場は, あの形状からすると,
単に微小鉱物か何かで水に溶けている成分を吸着させるだけ,
のような感じで(装置の名前が書いていなかったし(^^;)だったのに
対して, この「ナチュラル純水」は,
オーセンテック[4]という会社が作っている事が明記されていました。
隣の岐阜県の会社のようです。
authentecと綴るようですが,
authenticだと「本物の」という意味があるので,
それに引っかけて, 「本物の技術」(authentic technology)から
来た名前なのかと, 勝手に想像しています。
ウェブサイトを見てみました。
> ナチュラル純水自動販売機設置店[5]
どうやら, この「ナチュラル純水」を, NJと略しているようです。
純水は, zyunsuiではないのか, と思う私は,
ヘボン式ローマ字[6]と使わないようにしているのですが,
それはともかく,
この[5]のページを見ても,
どうやって水を「ナチュラル純水」にしているのかが分かりません。
不親切です。
この会社の「技術情報」のページ[7]を見ると, ...
○逆浸透膜処理の前処理技術
○逆浸透膜処理技術
まともそうです。しかし, 次が,
○波動処理技術
!!!
宇宙戦艦ヤマト[8]の波動砲[9]を彷彿させます(^^;
怪しい技術なんでしょうか?
> 数種類の鉱石が持っている「生態維持情報」を
> 「鉱物融合法」で融合させ,
> 低温焼結させたものです。
> このセラミックは,
> 水流を衝突させることによる「生態触媒」を
> 作り出すことができます。
> 特殊な26面結晶体から発生している「エネルギー」により,
> 物質を媒体し運搬する能力(媒体能力)が高く,
> 腐敗し難い(微生物抑制能力)などを合わせ持った
> 機能水へと生まれ変わります。
これは, 波動砲に近い話なんでしょうか?
「生態(体ではないのか?)維持情報」とは何でしょうか?
「鉱物融合法」とは, 無機材料で一般的な,
融点以下での加熱の事と思われます。
でも, その後に「低温焼結」とあります。
?? 私は無機固体化学を専門としていたのですが,
その私では分からない用語が使われています。
「生態触媒」とは何でしょうか?
生体触媒なら, 酵素のことですが??
困りました。この会社を信用してはいけないように思えてきました。
「26面結晶」...。もう私にはついて行けません。
何か特殊な効果を訴えたいのでしょうが,
インターネットで簡単に検索できない,
不思議な専門用語で解説をされては,
信用しろと言うのが無理という物です。
このようなことを書いてしまうと,
この会社の, 逆浸透膜技術さえ, 疑わしく思えます。
しまった, まずい物を買う事になったかなあと思ったのですが,
「ナチュラル純水」を作る装置らしい,
AT-SCという機械は,
> 逆浸透膜方式(低圧複合ろ過)[10]
を使っているようで,
家庭用逆浸透膜純水装置AT-PWにあるような,
バイオセラミックフィルターを使っていませんので,
恐らく「波動処理技術」は使われていないものと思われます(^^;。
長々と書きましたが, どうやら「ナチュラル純水」は,
逆浸透膜による処理(と, その前処理)で作られる水であり,
「波動処理」はされていないようなので,
正体不明ということはなく,
極めて純度が高い水と言えそうです。
なんだか, 安心して良いのか良くないのか...。
「ナチュラル純水」は, 軽い口当たりで,
それで炊いた米もおいしかったので,
逆浸透膜処理は大丈夫なのでしょう。
もし, その上さらに,
会社の売りと思われる, 「波動処理」を訴えられるのであれば,
少なくとも, 良く知られている資料を引用して
説明して下されれば, と願う次第です >> K.K.オーセンテック様
[1] http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2014/04/08/7270407
[2] http://www.uny.co.jp/shop/52/index.html
[3] http://www.ucscard.co.jp/index.html
[4] http://www.authentec.co.jp/
[5] http://www.authentec.co.jp/bottling/index.html
[6] 英語読みの立場から, 日本語の発音に近づけるようにという,
英語中心主義にそうローマ字に, 私は反対です。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kijun/naikaku/roma/kaisetu.html
旅券申請時に, ヘボン式でローマ字名を書かせる外務省は,
日本の独自性を英語圏に合わせようとする「売国奴」であると,
私は考えております。
[7] http://www.authentec.co.jp/technical/index.html
[8] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88
[9] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E5%8B%95%E7%A0%B2
[10] http://www.authentec.co.jp/product/bottling.html
蛇口から出る水には, 錆やらカルシウムイオンやらが大量に入っていて,
そのまま飲めない水でした。
富山市水道局の水は, 「モンドセレクション」金賞受賞という,
全く意味がない賞を受賞していますが, [1]
あの職場の水は, 恐らく富山市水道局の水ではなかったのでしょう。
そんな状況で, 水道蛇口に純水器を取り付けて,
多分5年位水を飲んでいたのですが,
某超級市場(スーパーマーケット)が,
とても怪しい(^^;濾過剤を通した水を,
水タンクを買えば以降は無料で汲めるというサービスを始めたので,
それに切り替えていました。
その超級市場へは, 職場を辞めて,
水を汲み必要がなくなった事と,
ある事情により, 行かないようになったため,
水を汲む事はしなくなっていました。
しかし, もうすぐ移って1年になる今の住まいは,
20年以上前に立てられた建物で,
恐らく水道は, その当時の物が使われています。
水が入っているタンクの中って, 時々洗っているのでしょうかね?
分かりません(;_;)。
気にはなっていたのですが, そのまま水道水を飲んでいました。
そんな時に, ふと入ったピアゴ富山西町店[2]で,
「ナチュラル純水」の自動販売機設置, という案内があって,
UCSカード[3]を持っていると,
水タンク代だけ払ったら, 以降は, 無料で水を汲めるという,
前に通っていた某超級市場と同様なサービスを始めた,
ということでした。
前の超級市場では, 水タンクを買ったら誰でも水を汲めましたが,
ピアゴ富山西町店では, USCカードを通さないと, 30円が必要です。
私はたまたま昨年, USCカードを作っていたので,
この「ナチュラル純水」を頂く事にしました。
飲むと, あれれ, 口当たりが軽いですね。
水道水がどんな状況なのか分かりませんが,
この「ナチュラル純水」は, 私(と, 相棒のとりほ)が受けた印象は,
良い感じの水です。
この水でご飯を炊いてみました。
あれれ, いつもよりも甘く感じているような(^^;。
この「ナチュラル純水」ですが,
化学屋の私が調べないで水を買うのは変なんですが,
店員からは, 逆浸透膜を使っていると分かったので,
なら大丈夫だろう, ということで, 買ってみたのでした。
前の某超級市場は, あの形状からすると,
単に微小鉱物か何かで水に溶けている成分を吸着させるだけ,
のような感じで(装置の名前が書いていなかったし(^^;)だったのに
対して, この「ナチュラル純水」は,
オーセンテック[4]という会社が作っている事が明記されていました。
隣の岐阜県の会社のようです。
authentecと綴るようですが,
authenticだと「本物の」という意味があるので,
それに引っかけて, 「本物の技術」(authentic technology)から
来た名前なのかと, 勝手に想像しています。
ウェブサイトを見てみました。
> ナチュラル純水自動販売機設置店[5]
どうやら, この「ナチュラル純水」を, NJと略しているようです。
純水は, zyunsuiではないのか, と思う私は,
ヘボン式ローマ字[6]と使わないようにしているのですが,
それはともかく,
この[5]のページを見ても,
どうやって水を「ナチュラル純水」にしているのかが分かりません。
不親切です。
この会社の「技術情報」のページ[7]を見ると, ...
○逆浸透膜処理の前処理技術
○逆浸透膜処理技術
まともそうです。しかし, 次が,
○波動処理技術
!!!
宇宙戦艦ヤマト[8]の波動砲[9]を彷彿させます(^^;
怪しい技術なんでしょうか?
> 数種類の鉱石が持っている「生態維持情報」を
> 「鉱物融合法」で融合させ,
> 低温焼結させたものです。
> このセラミックは,
> 水流を衝突させることによる「生態触媒」を
> 作り出すことができます。
> 特殊な26面結晶体から発生している「エネルギー」により,
> 物質を媒体し運搬する能力(媒体能力)が高く,
> 腐敗し難い(微生物抑制能力)などを合わせ持った
> 機能水へと生まれ変わります。
これは, 波動砲に近い話なんでしょうか?
「生態(体ではないのか?)維持情報」とは何でしょうか?
「鉱物融合法」とは, 無機材料で一般的な,
融点以下での加熱の事と思われます。
でも, その後に「低温焼結」とあります。
?? 私は無機固体化学を専門としていたのですが,
その私では分からない用語が使われています。
「生態触媒」とは何でしょうか?
生体触媒なら, 酵素のことですが??
困りました。この会社を信用してはいけないように思えてきました。
「26面結晶」...。もう私にはついて行けません。
何か特殊な効果を訴えたいのでしょうが,
インターネットで簡単に検索できない,
不思議な専門用語で解説をされては,
信用しろと言うのが無理という物です。
このようなことを書いてしまうと,
この会社の, 逆浸透膜技術さえ, 疑わしく思えます。
しまった, まずい物を買う事になったかなあと思ったのですが,
「ナチュラル純水」を作る装置らしい,
AT-SCという機械は,
> 逆浸透膜方式(低圧複合ろ過)[10]
を使っているようで,
家庭用逆浸透膜純水装置AT-PWにあるような,
バイオセラミックフィルターを使っていませんので,
恐らく「波動処理技術」は使われていないものと思われます(^^;。
長々と書きましたが, どうやら「ナチュラル純水」は,
逆浸透膜による処理(と, その前処理)で作られる水であり,
「波動処理」はされていないようなので,
正体不明ということはなく,
極めて純度が高い水と言えそうです。
なんだか, 安心して良いのか良くないのか...。
「ナチュラル純水」は, 軽い口当たりで,
それで炊いた米もおいしかったので,
逆浸透膜処理は大丈夫なのでしょう。
もし, その上さらに,
会社の売りと思われる, 「波動処理」を訴えられるのであれば,
少なくとも, 良く知られている資料を引用して
説明して下されれば, と願う次第です >> K.K.オーセンテック様
[1] http://okyuubooya.asablo.jp/blog/2014/04/08/7270407
[2] http://www.uny.co.jp/shop/52/index.html
[3] http://www.ucscard.co.jp/index.html
[4] http://www.authentec.co.jp/
[5] http://www.authentec.co.jp/bottling/index.html
[6] 英語読みの立場から, 日本語の発音に近づけるようにという,
英語中心主義にそうローマ字に, 私は反対です。
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/joho/kijun/naikaku/roma/kaisetu.html
旅券申請時に, ヘボン式でローマ字名を書かせる外務省は,
日本の独自性を英語圏に合わせようとする「売国奴」であると,
私は考えております。
[7] http://www.authentec.co.jp/technical/index.html
[8] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88
[9] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E5%8B%95%E7%A0%B2
[10] http://www.authentec.co.jp/product/bottling.html
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