止まっている志賀原子力発電所周辺の様子報告記事を読みました。2016年03月05日 22:57

 北陸電力がもっている志賀(しか)原子力発電所は,
本社がある富山県ではなく, 隣の石川県にあります。
恐らく, その1号機の真下にある断層が活断層であるとうい判断が理由で,
廃炉となるはずです。その近くにある2号機も,
廃炉になって欲しいです。

 さて, そんな地球環境破壊装置の設置を認めてしまった
志賀町の人達は, いったいどのような人達なのでしょう?
福島の事故以前と以後で意見が変わって,
自分達の過去を反省しているのかなあ,
と思いたいところですが,
さらにその隣の福井県のように,
再稼働させる程ではないにせよ,
志賀町が廃炉を訴えるということにはなっていないので,
反省していないと考えるのが自然と思います。

 そんな志賀町の様子についての「ルポルタージュ」が,
北陸中日新聞ウェブ配信[1]にあったので, 読んでみました。

> 北陸電力志賀原発1, 2号機が停止してから
> ('16/03)11日で丸五年となるのを前に,
> 立地する石川県志賀町が“想定外の特需”に沸いている。
> 停止すれば定期検査(定検)が不要になるため,
> 当初は原発作業員の姿が激減して
> 経済停滞を心配する声が聞かれた。
> だが, 2号機の再稼働を目指す
> 北電(北陸電力の, 北陸地方での略称)が巨費の安全対策に
> 乗り出した結果, 工事作業員が大挙流入し,
> 民宿を筆頭に各方面に恩恵をもたらしている。

 廃炉にしないで,
原子力発電所と共生する道を選んだままのようです(;_;)。
北陸電力からやってくるお金はどこから来ているのかを,
志賀町の方々は理解されているのでしょうか?

> 北電の安全対策工事は
> 2016年度で終わる。
> 原発は1, 2号機とも断層問題を抱え,
> 再稼働の見通しは不透明なだけに,.
> 特需後への懸念は拭えない。

 特需は一時の物です。早く目覚めて欲しいです。

> 経済産業省が「電源立地地域対策交付金」の配分を
> 稼働原発に手厚くなるよう方針転換したことも,
> 地元には不安材料だ。
>
>  「原発に頼らないまちづくりを進めるのは行政の責任」。
> 小泉勝町長は13年の再選以来, こう強調し,
> 企業誘致や転入促進のための住宅地整備に力を入れている。

 ありがたいことです。福井県とは違って,
志賀町長は, 原子力発電に頼らない生活を目指されております。
また, そのような町長を選ばれたと言うことは,
同じ考えの方が志賀町には多くいらっしゃると言うことでしょう。

 更に多くの原子力発電所周辺の方々が,
地球環境破壊の手助けをしながら生きている事に気付かれ,
そのような生き方を止められるよう願う次第です。

[1] http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2016030502100008.html

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