おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　このところこのブログで, 富山県警察への批判が続いてしまっています。
酷い状況が続いているからということになるのですが,
それとは別に, 相手の能力を考えずに何でも要求してしまう,
私の悪い性格も関係している可能性があります。
私が望む, 警察の能力と, 実際の警察の能力の差が開きすぎているのに,
私が更に要求しているのが, 恐らくは問題なのでしょう。

　と, 思うのではありますが, 何せ警察は税金で生きている組織です。
無意味な事や組織への税金投入は止めて欲しいという,
納税者の立場での意見をどこかに言うべき, という考えもあります。

　今日('16/03/10)は, 信号設置さえしない,
富山県警察に対する, 怒りというよりは, 悲しいという思いを書きます。

　昨年の今頃延伸した北陸新幹線に新たにできた駅の一つに,
黒部宇奈月温泉という, 長い名前の駅があります。
新しい駅なのですが,
その側を走る富山地方鉄道が駅を設置(新黒部駅)して,
便利な形にしてくれました。が, 両駅は, 建物がつながっているのではなく,
途中に横断歩道があるのだそうです。
交通量が少なければ, 信号がなくても良いでしょうが,
どうやら交通量は少なくないと言うことです。

　となると, 信号機設置が望まれます。
しかし, ここで富山県警察は, 横断歩道に信号機を設置して,
より安全にするという, 当然のことを, やっていない,
そのことを報じる記事がありました。[1]

> 黒部市の北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅と
> 富山地方鉄道新黒部駅の間にある県道の横断歩道は,
> 人や車の往来が激しいのに信号機がないのは危険だとして,
> 市と地元自治会が黒部署に設置を要望している。
[1]

　新幹線開通前に準備しておくべき事だと思うのですが,
もうすぐ開業1年だというのに, 放置しているのだそうです。

> 「安心して見ていられない状況」（市担当者）であることから,
> 市は昨年(2015年)末に
> 黒部署と協議した際,
> 押しボタン式信号機を設置する必要性を伝えている。
>
> 　地元の若栗, 荻生両自治振興会も
> 今月('16/03)一日, 設置を求める要望書を提出した。
[1]

これだけ要望が出ているのです。
富山県警察は何をしているのでしょうか?

> 同署は, 約百メートル西側の近接した場所に信号機があり,
> ドライバーが信号を見間違える恐れなどもあることから,
> 慎重に検討するとしている。

相変わらず仕事をしない組織です。
見間違えないようにするのが警察の仕事でしょう。
信号の見間違えによって事故が起こる確率の方が高いのならば,
その信号も含めて, 交通体系を見直すべきです。
信号設置権限は, この記事を読むと, 警察にしかないようです。
酷い話です。

　警察には, 県民の危機感は, 分からないのでしょう。
その上にいる現知事が,
県民のことは他人事というお考えのようですから,
何もできないということでしょう。
問題解決は,
県民のことを他人事と思わない知事を選ぶことから
始めるしかないように思います。

　警察とは関係ないことも[1]には書かれていました。

> 横断歩道を渡りかけている歩行者がいても一時停止しない車があり,
> 県外からの観光客やビジネス客に悪い印象を与えることも懸念される。

　南関東で自動車運転免許を取得した私は,
富山の運転手の多くは, 横断歩道を無視すると言う認識を持っています。
悪い印象を与えることを懸念するのも,
そのような運転を放置している警察の問題ではありますが,
富山県民の, 車を運転している時の,
異様とも思えるせっかちさに問題があると思います。

[1] http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20160310/CK2016031002000038.html