志賀原子力発電所 規制委員会の安全審査対象活断層を増やす, とのことです。2019年01月18日 23:09

 志賀(しか)原子力発電所。
下に活断層があるとの指摘を専門家から受け,
第3者ではなく, 発電所をもつ北陸電力が,
その有無を調査しています。
その段階で??なことですが,
不思議なことに, 原子力発電推進の立場であろう,
この原子力規制委員会から, 活断層に関する調査不十分と,
何度も何度も指摘され, そのたびに馬鹿をさらけ出しながら,
次回にまた調査を持っていく, ということをしているのが,
北陸電力です。
そこまで自分達の論理性のなさをさらけ出してまでして,
なぜ原子力発電にこだわるのでしょう?
ああ, 論理的に考えられないからですね(;_;)。

 その北陸電力は,
原子力規制委員会での再稼働可否審議の会で,
活断層かどうかを判断する断層の数を増やしたとのことです。[1]

> これまでの会合で北陸電力は
> 敷地内に21ある断層のうち
> 5つの断層を活動性があるかどうかの評価対象にすると
> 主張してきましたが,
> 今回,. 新たに3つの断層を評価対象に加えることを提案しました。
>
> 前回の会合で
> 委員から『選定の根拠が不十分』などの指摘が相次いだため.
> 選定の考え方を変えたことによるものです。
>
> 委員からは,
> 新しい考え方について
> より詳細な説明やデータを求める意見や,
> 他にも対象とすべき断層があるなどの意見が出され,
> 評価対象断層については引き続き議論することになりました。

ということです。
活断層がありますよ,
という結論にだんだんと近づいているのだと思うのですが,
なぜこんなに議論を先延ばしにし続けているのでしょう?
この調査費用は, 北陸電力の電気代に上乗せ?
否, 会社役員の給料から出す, そうですよね?

 ということで, 結論を出さないのがこの委員会のようですね。

[1] http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20190118184414