私立大学学部文系英語の難しさ2013年01月16日 21:53

 大学学部入学試験指導の補助をやっていますが,
今日は, 某私立大学文系学部の入学試験過去問題の解説をしました。
この大学は, 模擬試験の偏差値で見ると,
そこそこ難しいという大学になるのですが,
解いてみると, 知らない熟語やら気づきにくい文法やらで,
とっても難しかったです(;_;)。
ううん, こんな難しい入学試験問題を解いて合格するというのは,
私立大学文系って, とても英語ができるのだなあと
感心しました。
いくら私が英語を使って仕事をしていたとしても,
理系では, 文系学部入試問題にそううまく対応できない,
ということなのでしょう。

 今週末(1/19と1/20)には, 大学入試センター試験があります。
こちらはそれ程難しい文法だらけということはない予定なのですが,
それはそのはずで,
この試験は, 高等学校2年までの学力を見る試験ですので,
私立大学の試験よりも易しくて当然です。
今更単語を覚えても駄目??
語彙数が少ない人は, 今からでも語彙を増やして良いでしょうが,
4000語位あるのならば,
むしろ, 問題文になれる方が良いように思います。
指導していた受験生に見られる共通の弱点は,
目的語や補語の範囲がどこまでなのかが分からない文です。
andやor, ただのコンマ, 過去分詞が名詞の後ろから修飾して,
一見文のように見える構造は,
文法を理解するだけでは駄目みたいです。
きっと問題演習を毎日少しずつやることで,
文の切れ目を識別できる位にならすしかないと言うことなのでしょう。

 私もまだまだ単語暗記が必要のようです, はあ(;_;)。