[富山] あいの風とやま鉄道内で見た同社の「広告」。とても悲しく思いました(;_;)。2017年03月12日 23:15

 北陸新幹線延伸によって,
それまでの旧国鉄北陸本線のうちの,
富山県内を引き継いで開業したのが,
あいの風とやま鉄道[1]です。
なぜ「とやま」と, 平仮名表記にするのかが全くわかりません[2]が,
それはともかく, 初年度黒字, 2年度赤字ということだそうです[3]。
もともと赤字予定だったということで,
お金の動きがわからない私には,
「経営安定基金」(国の補助金?)からお金が流れてくるらしい,
ことしかわかりません。

 色々と大変なのだろうと想像します。
客が少ないから経営が良くない。
しかし, 儲からないからといって廃止するわけにはいかない。
一般家庭の自動車利用の制限しか無いと私は思うのですが,
自動車がなくなっても移動できる環境にある人が,
富山県内にどれくらいいることのでしょう?
具体的には, 5-10分間隔で次の電車がやってくる,
富山市内の路面電車沿線くらいしか,
そのような環境ではないでしょう。
私はそこに住んでいるので,
なるべく公共交通機関を利用しています。
以前なら車で移動していたところへも,
今は鉄道かバスで移動しています。

 あいの風とやま鉄道を利用すると,
列車内に広告が殆ど無いことが分かります。
先月('17/02)は入善のラーメンの催し物の案内がありましたが,
今はありません。寂しい限りです。
東京の鉄道だと, 週刊誌の宣伝, 学校の宣伝, 不動産の宣伝等,
これでもか, というくらいの情報発信があるのですが,
あいの風とやま鉄道だと, それが全くないのです。
来月富山市で開催される「ちんどんコンクール」の宣伝もありません。
富山市内の富山大和や, 高岡市内の高岡大和の宣伝もありません。
地元に愛されていない鉄道なんですね。

(ここからが本題(^^;)
 そのあいの風とやま鉄道の車内をぼーっと見ていたら,
あいの風とやま鉄道が制作したらしい,
乗客マナー向上を訴える,
漫画のような広告があることに気が付きました。
いくつかある漫画のうち, 1つを見て,
これがあいの風とやま鉄道が考える「マナー」なのだなあと,
妙に納得してしまいました(;_;)。
それは, 車内の長椅子に,
ある乗客が荷物を客席においている絵(漫画)と,
その状況に対して, あいの風とやま鉄道が文字で「マナー向上」を
訴える, というものです。
荷物を客席に置くのは,
車内の客が多数で, 座りたい客を座らせない状況にしていたら,
人間として問題がある事になるでしょう。「マナー」以前の問題です。
が, 取り敢えず, 「マナー」を守っていない, ということにしましょう。
しかし, その絵(漫画)を見る限り,
荷物を客席においている客の周りに, 他の客はおりません。
なので, この状況は,
「マナー」を守っていないことにはならない状況と言えるでしょう。
しかし, あいの風とやま鉄道は, それは「マナー違反」です,
と文字で訴えているのです。
その文字とは, 荷物は膝の上か荷物棚へ, という意味の文と,
「誰かが見ていますよ」でした。

???

 「マナー」って, 誰かがみているから守るものなのでしょうか?
私はこの絵(漫画)を見て,
あいの風とやま鉄道が考える「マナー」というものが,
全くわからなくなりました。

 あいの風とやま鉄道は, 車内マナー向上に努めています,
のような文字もそこにはありました。
もしかして, この絵(漫画)が,
その「マナー向上に努め」ていることの実態なのでしょうか?

 誰かが見ていますよ。
これは, 自分の子供が周りの人に迷惑をかけている時に,
「そういうことをしたら, 誰かに怒られるからだめだよ」
と言っている, 親の言う言葉と通じるものがあります。
やってはいけないことがある,
それは, 怒られるからではなく,
その行為が他人に迷惑だからだ,
ということを教えない親の言葉です。
その親も, そう言われて育てられたのだろうと想像しますが,
あいの風とやま鉄道が, そのように育てられた人によって
運用されているとしたならば, 大変残念に思うのです。
「誰かが見ています」からマナーを守って下さい,
という, あいの風とやま鉄道の車内「マナー向上」の努力は,
すぐにでもやめて欲しいです。

[1] http://ainokaze.co.jp/
[2] 同じ事情で石川県内に開業したのは, IRいしかわ鉄道です。
これも平仮名表記です。なぜなのでしょうね?
[3] http://www.nikkei.com/article/DGXLZO10658900U6A211C1LB0000/

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