宮崎県日向市の, ニッケル鉱物廃材廃棄についての裁判が始まったとのことです。2014年11月16日 21:25

 宮崎県日向市のある方が, グリーンサンドと呼ばれる,
ニッケル製錬後のスラグ(廃材)を周辺環境に廃棄されて,
健康被害が出ているのに,
それを何とかするように会社に,
どういうわけか, 廃棄している会社から訴えられた,
という話です。
この方の訴えが, 妄言ではなさそうなのは,
裁判そのものが始まっていることから明らかと言って良いでしょう。

 あるブログ[1]に, 裁判時の内容が書かれています。
このブログの作者の方も指摘されているように,
2つの会社がこの方を訴えられているのですが,

> ・原告:サンアイとも同じような裁判を起こしている。
> 内容も同じなので, 次回は2つまとめての審理を希望する。

とあります。今日は日向製錬所という会社が訴えた裁判で,
11月18日には, サンアイという別の会社が訴えた裁判があるのですが,
まだそちらは始まってもいないのに,

> 同じような裁判を起こしている
> 内容も同じ

とあります。
内容が同じなのに, 別々に訴える意味が分からないですが,
ともかく, これ迄のところ,
提出書類の確認のようなことしかしていなさそうなので,
この裁判がどうなっていくのか,
私にはさっぱり見当がつかない, というところでしょうか。
後藤泰三という, 宮崎県の環境森林部の人が,
自分は警察官と名乗ったのだそうです。[2]
出向中って, 警察官なんでしょうかね?
これは, 宮崎県が廃棄に大きく関係していることを示唆しています。

 私にとって宮崎県は,
10年以上前に1度だけ,
夜行列車で鹿児島空港へ行く途中に
通過したことしか無く,
つまり, 全然縁がないところなのです。
しかし, この裁判から見える宮崎県の対応は,
今私が住んでいる富山県, というよりは, 富山市と似ていると感じて,
このブログに, ぼんやりとしたことを書いています。
震災瓦礫の焼却と埋め立てを強行した現富山市市長と,
宮崎県知事や職員の身勝手, 強引なところが,
そっくりに感じるのです。
ということで, この件は, 今後も書いていきます。
現富山市長とは(多分全く)関係はないですが,
私が今住んでいる場所である,
富山県富山市に流れている神通川流域では,
カドミウム汚染による「イタイイタイ病」が発生し,
今尚苦しんでいる人がいます。
同じ事が起きないことを祈り,
もし日向市で似たような事が起こりつつあるのであれば,
もうそのようなことは止めて欲しいという,
私の思いを書き続けることにします。

[1] 「英語ガレージ☆ヒロシ」という方が作者のようです。
どのような方なのかは, 分かりませんが,
勝手に接続させてもらいました。
http://ameblo.jp/eigo-garage/entry-11952894681.html

[2] https://twitter.com/mutsukuroki/status/446554065359495168/photo/1

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