おきゅうぼうやの日記 Okyuu Booya's Diary

　富山に来て18年になろうとしています。
豪雪地帯である北陸を,
冬は皆2階から出入りしていると思っていたのですが,
実際に住んでみると, 市街地の積雪は,
「旅の人」である私でも, なんとかなることがわかりました。
それは,
(1) アパートに住んでいるので, 雪掻きは基本的にはしなくて良い,
(2) 車があれば, 駐車場の雪掻きをすれば,
主要道の多くは除雪されているので,
非積雪時より時間はかかる物の, 移動は可能,
(3) 市街地にある殆どの店は, 積雪が酷くても営業している
という状況だからです。

　これが, 郊外の庭付きの持ち家住まいだと,
大変と思われます。庭木の積雪対策(「雪釣り」作業),
自宅前の道の除雪作業, 子供の学校への送迎, 等々。
「旅の人」の私が富山の冬に対応できているのは,
アパート暮らしで, 子がいないからなのかもしれません。

　で, 次の北日本新聞のウェブ記事[1]を読んでいたら,
高齢者宅では, 若者ボランティアに助けてもらっている,
という話がありました。
このような作業は, 「ボランティア」ではなくて,
公的に支援する必要があるような気がするのですが,
そちらにはお金を出さないで, 富山県や富山市は,
瓦礫処理処分をしてしまうんですよね(;_;)。
恐らく以前の富山では, 高齢者だけが住む家ではなかったので,
家にいる若者が除雪をやっていたのでしょう。
親世代と別居が当たり前になっているのであれば,
広い庭付きの持ち家の在り方は,
変えなければならないでしょうね。
世代を超えて, 郊外にある広い持ち家に住む,
それは, 農業を営むことでしかできないような気がしますが,
若い人達の多くは, 農業を嫌がるようですし,
農業を営まれている方も,
農業を嗣ぐことに積極的ではないように見受けられます。
私のような40代では, 農業をやりたいと思っても,
誰も相手にしてくれないのですが(^^;。

> 今後は, 各部員が日常から
> 近くの高齢者世帯の除雪を手伝うほか,
> 大雪時には招集をかけて一斉除雪を行う。
これって, もう「ボランティア」ではないですよね(^^;。
パチンコ[2]へ行っている方々に, 少しだけ手伝ってもらうのはいかが??
お金にならないという点では同じでしょうから(^^;。

[1] http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130106-00000224-kitanihon-l16
[2] 「旅の人」の私には, 富山にはパチンコ店が多すぎです。
元日からやっています。曜日によっては, 25時頃迄営業しています。
富山にはゆとりがある方が多数いらっしゃるようです。
なので, そのようなゆとりがある方が,
少し助けてもらえればと思います。
「ボランティア」とは,
本来は, 生活にゆとりがあり,
時間もお金もいくらか工面できる方でないと
できないことと私は信じておりますので。